2014年8月21日付の朝日新聞によると、
「JR車内で痴漢を訴えられた男が線路に飛び降り、その影響で山手線が約30分間止まった」
という。
記事によると
◇21日午後7時10分ごろ、東京都渋谷区のJR恵比寿駅で、男がホームから線路に飛び降り、線路沿いのフェンスを越えて走り去った
◇渋谷署によると、男は、山手線の目黒―恵比寿駅間の電車内で、20代の女性会社員の尻を触り、被害を訴えた女性と一緒に恵比寿駅で降りた途端に逃げたという
◇男は見つかっておらず、署は都迷惑防止条例違反の疑いで行方を追っている
◇男は30代ぐらいでやせ形、身長165~170センチぐらい
◇ジーンズに、白のTシャツを着ていた
という。
この男性が痴漢を本当にしたのか、それとも女性の勘違いなのかはわからない。
しかし、仮に車内で「触るのやめてください」といわれれば、触っていなくても、騒ぎが大きくなるのが嫌だから、とりあえず、素直に直近の停車駅で降りることになるだろう。
わたしは、学生時代に、満員電車にい乗った際に、スポーツバックでぐいぐい押しながら車内に乗ったことがあった。
その際に、私の前にいた女性が「やめてください」と声を発した。
わたしには「スポーツバックで押すのはやめてください」と訴えているように聞こえたが、女性の声だけを聞いた人からすれば「痴漢されているのかな?」と勘違いするかもしれない。
わたしが、「やめてください」に対して「何もしてないですよ」と返せば、その後の展開として女性が「やめてください」と再度訴え、その声に反応した周りの乗客がわたしを「確保」してしまうかもしれないし、女性が性悪だったら、そのまま「この人に触られました」とめちゃくちゃなことを言い出すかもしれない。
痴漢に関しては、被害者の訴えしかないし、覆すとしたら、目撃証言しかないので、「話せばわかる」とはいかないのが厄介なところである。
弁護士の知人の話だと、こういうケースになったら、「素直にホームに降りて、あとは、振り切って逃げるしかない」という。
要は、双方に「触った・触ってない」の確固たる証拠がない状況であれば、「触られた側」の主張が通ってしまうので、それを覆すのは、並大抵のことではないそうである。
今回のケースが実際、どうだったのかはわからないが、このようなケースの場合は、
「女性側の応援者を増やさないうちにさっさと逃げる」
しかないのである。
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