96回夏の甲子園大会第4日目を沸かせたのは、南北海道代表の東海大学四高の西嶋亮太投手であろう。

沸かせた理由は「超スローボール」。

この超スローボールは、

◇球速が表示されないほど遅い

(時速90キロ以下は計測できないらしい)

◇ボールの軌道が山なりすぎて画面からはみ出る

からである。

http://koshien.asahi.co.jp/cockpit/highlight/detail/2014081462/hm_00038_85972.html


それにくわえて、西嶋投手は、身長が168cmと小柄。

最近の高校野球の投手は、2年前の高校球児で現在は、阪神投手の藤浪投手や日ハムの2刀流大谷投手のような190を超えた大柄でかつ、剛速球を投げる投手が主流なので、「小柄、遅球」とくれば、甲子園がわかないはずがない。

しかも、「継投主流」の高校野球ですが、彼は、「完投型」で、九州国際大戦も9回を投げ切ってますからね。


西嶋投手によれば、もともとは、投球の幅を増やすために会得したスローボールだそうであるが、地方大会を含め、スローボールを投じると、球場全体が沸くので、「観客を味方につけて自分の力を最大限発揮する=自分にスイッチを入れる」という効果も副次的にあることに気付いたのだろう。


今回の甲子園大会は、

◇初回の大量失点

(例:春日部共栄VS龍谷大平安戦、藤代VS大垣日大戦など)

◇大逆転試合

(例:山形中央VS小松戦など)

◇信じられないようなプレー

(例:鹿屋中央VS市和歌山戦など)

がなんだか目立つ大会である。

もちろん、こうした試合はプロ野球の世界でもあることではあるが、やはり「甲子園大会」という独特の雰囲気の中でプレーするため、「魔物が棲む」といわれる甲子園ならではの空気感という効果もあるのだろう。


そんな状況下で、自分の力を最大限に発揮するためには「観客を味方につける」作戦は効果的だ。

つまり「大舞台で演じる俳優」のように、観客が沸けば、どんどん気分も高揚して、気持ちよくなり、リラックスもでき、普段以上の力が発揮できるのだ。

要は、甲子園大会という特殊な状況下で、「スイッチ」をどのように入れることができるのかが、重要なのである。

(いわゆる「非常心の設定」と呼ばれる精神状態の作り方に対する考え方で、これは、わたしたちの生活でも大事である)


東海大四高の次の試合は、9回に3点差をひっくり返して勝利した山形中央戦。

西嶋投手の投球術に注目してみたい。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ398号より)


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