今年の「土用の丑の日」は7月29日でした。
この日は、東京の仕事先で「うな重」を食べたかったので、お昼休みをフライングして、街に出たのですが、どこもかしこも「満席」。
30分ぐらい待てば食べられたと思いますが、お昼休みがなくなってしまうので、断念しました。
「一の丑の日」(2014年は7月29日)がダメなら、「二の丑の日」を狙えばいいのですが、残念ながら、2014年は「二の丑の日」がない。
(2015年は、一の丑が7月24日、二の丑が8月5日)
「土用の丑の日」に鰻を食べる習慣についての由来には諸説あるそうですが、一般的には、江戸時代の発明家「平賀源内
」が発案したという説が有力のようですね。
ご存知の方も多いと思いますが、
「商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため平賀源内に相談に行ったら、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めると、その鰻屋は大変繁盛した。
そして、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着した」
というもの。
当時は、「う」が付く食べ物を食べると、夏負けしないという風習があったそうで、「うの付く食べ物」としては、「ウリ(瓜)、梅干し、うどん、うし(牛肉)、うま(馬肉)」なども「夏バテ防止の食事」とされていたらしい。
おそらく「これらの食材」は「経験則に基づく夏バテ予防」の知恵だったんだろうけれど、実際、たとえば、鰻には、ビタミンAとBが豊富に含まれているので、食欲減退防止の効果が科学的にも明らかである。
ただ、天然の鰻は、「冬眠」するので、「晩秋から初冬」にかけてが、栄養分がたっぷりで、夏の鰻は、食べ物としての「質」は落ちているらしい。
それはともかく、「やはり夏には鰻を食べたいよなぁ」と思い、千葉に帰省したお盆に「印旛沼産」の鰻を食べてきました。
印旛沼産の鰻といえば、成田山新勝寺の初詣に行った際に「年初めの景気づけにうな重でも食べよう」という記憶ぐらいしかりません。
しかし、調べてみると、印旛沼の周辺には、鰻の専門店が多いことがわかりました。
印旛沼には昭和24年に設立された「印旛沼漁業協同組合」があり、漁協でレストラン(水産センター)というも経営していることを知り、訪問してきました。
http://www.inba-gyokyou.com/gaiyou.html
「漁協が経営するレストランだから、少し安いのかな?」と変な期待をして訪問しましたが、漁協から仕入れた鰻でうな重を提供する周囲の店と価格はほとんど変わりませんでした。
この日は、うな重(特上)が4000円で、上が3000円。
並は2500円ですが、お盆期間中は、お客さんが多いと判断して「特上と上のみ」に絞ったのか、「並」には、付箋が貼られ販売していませんでした。
メニューを見ていたら、
◇なまずのてんぷら 820円
◇どじょうから揚げ 820円
◇かわえびから揚げ 720円
も気になり注文!
鰻は、特上だけに、厚みがあって、脂も乗っていて、美味しかったのはもちろんですが、印象に残ったのは、「なまずの天ぷら」。
どじょうのから揚げは、ふつうにお店で今までに食べたことはありましたし、幼少のころ、田んぼの用水路で捕まえてきたどじょうをバケツに何日か入れておき、泥を吐かせて、から揚げにして食べたことがありましたが、なまずは、おそらく初体験(2回目かも)。
イメージ的には、キスの天ぷらのようで、淡白な味でおいしかったです。
バッドイメージは、「お水」。
かつては、日本で2番目に汚い湖沼といわれた印旛沼で採水され浄化されたお水なのでしょう。
コップから口元に近づけた時点で「くさぁい匂い」がするんです。
最近は、地下水やお金を出して買うお水に慣れてしまったせいなんでしょうね。
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