2014年の年明け早々びっくりしたのは、新幹線や山手線が止まる騒動となった有楽町のパチンコ屋さんの火事である。
メディアの報道によると、どうやら、火災の原因は、「水槽の電気配線」だという。
つまり、電気コードのプラグやコンセントに水が掛かり、2本の電線が通電して火花が発生し、コード時代が焼けたか、電線近くの可燃物に引火したのであろう。
つまり、自宅でも「ありえること」で日本の交通の大動脈が何時間も止まったのである。
火事の原因はパチンコ屋であるが、世間に対して影響が一番大きかったJRには、「品川で折り返し運転ができなかったのか?」といった非難の声が利用者や識者から上がっているという。
これも一般的にメディアなどで報じられている情報であるが、JRが「品川での折り返し運転」ができなかったのは、「人員体制」だそうである。
運転手や車掌といったスタッフの交代要員の入れ替えもあるが、大きいのは「清掃スタッフ」や「車内販売スタッフ」らしい。
素人考えでは、東京駅と品川駅は目と鼻の先だから、「なんとかならなかったの??」であるが、現状では、その準備は不十分だったのだろう。
今回のような火災は稀だろうけれど、今後、品川での折り返し運転が必要になるシチュエーションは出てくるに違いないから、「緊急事態の人員体制」については改善の必要があるだろう。
話を「漏電」に戻すと、実は、「自宅」においても、漏電による火災リスクはたくさんある。
具体的には、
◇コンセントのトラッキング現象
◇古い家電製品の電気コードからの発火
◇電気量の容量オーバーによる電気コードの異常加熱
である。
これらの予防は、トラッキング現象に関しては、月並みであるが、コンセントとプラグ付近にごみが付着していないか清掃することしかない。
古い電気コードに関しては、コードの経年劣化が進んでいないかチェックが必要である。
特に、長いコードは折りたたんで束ねて使用しているケースがあり、コードを折り曲げている箇所の劣化は激しくなっていることがあり、よく見ると亀裂がコードに入っているものもある。
また、タコ足配線する場合のテーブルタッブには、消費電力の限度が明記されているので、テーブルタッブにどんな製品を挿して使用しているか、確認する必要がある。
ホットカーペットは意外と消費電力が大きいので、要注意かもしれない。
しかし、現実的には、一度、配線して家電や家具を設置してしまうとなかなかチェックするのは面倒である。
設置する時点で、コードが異常加熱した際にカーペットなど燃え移りやすいものと接していないか、など設置する時点でのチェックも重要なポイントであろう。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ367号より)
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