201473日付の朝日新聞によると、

『実年齢と63歳差になる生年月日を記したパスポートを交付するミスをしたと、宮崎県が73日に発表した。申請した宮崎市の20代女性は誤記載に気付かず台湾に行き、このパスポートをもとに年齢の違いを指摘され、入境を拒まれたという。県は女性に謝罪した。』

という記事を掲載していました。


なぜ「実年齢と63歳差のパスポートが交付されたのか」であるが、記事によると、

『県によると、女性は5月、宮崎パスポートセンター(宮崎市)でパスポートを申請した際、生年月日の欄で、「平成」ではなく「昭和」に印をつけた。8日後、80代の年齢となる生年月日が記されたパスポートが交付された。』

という。


記事を見た瞬間、「にわかには信じがたいミス」と感じた。

なぜならば、パスポートを新規で取得する場合、パスポートの申請書以外に、

◇運転免許証
◇顔写真付き住民基本台帳カード
◇写真付き身体障害者手帳など

のいずれか1点、あるいは、

◇健康保険証
◇国民健康保険証

◇国民(厚生)年金手帳など


◇学生証(写真付)
◇会社の身分証明書(写真付)など

2点の提出を要求される。


そして、パスポートの受け取り、つまりは「交付」であるが、

「本人による受け取りが必須」

である。


そして、そもそも、出国時に、「出国審査」があり、

『パスポートと搭乗券を出国審査官に提示』

しなければならない。


整理すると、「パスポートの申請書の生年月日を「平成」と「昭和」を間違えた」としても、

1)パスポート申請時に提出する書類には生年月日が入っている

2)パスポートの交付(受け取り)は本人でないと受け取れない

3)出国審査でパスポートと搭乗券のチェックをしている

といういずれかのプロセスで「パスポートの記載内容が事実と違うこと」に気づくはずである。


今回の騒動に関して、パスポートを交付した宮崎県は平謝りだそうであるが、出国審査官(法務省職員)も含めて、「反省すべき」である。


それにしても、行政職員は「書類手続きをチェックする」のは得意であるが、仕事の基本である「三現主義(現場、現物、現実)」は、全くできていないといえる事例ではないだろうか。

申請書類や提出書類だけでなく、「パスポート申請者(出国者)本人の顔」をちゃんと見ていれば、「63歳差」に気づかないハズはない。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ392号より)


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