コーチングに関する著書『「しつもん仕事術」日経BP 松田充弘著』によると、「気づき」を促し、問題解決、課題達成をサポートする「正しい質問」、つまり「魔法の質問」があるという。
まず、「魔法の質問」をするために「身につけて欲しいマインド」とは、
◇聞き上手になる
◇まずは話を受け止め、否定しない
◇「できないを克服」するのではなく「できるを伸ばす」
◇どんな時も応援する
◇こまめにねぎらう
◇自分自身を満たすことを忘れずに
だそうです。
これらのマインドが、きちんと身についていないと、「魔法の質問」を暗記したところで、結果的には、気づきを促す良い質問にならないということなのでしょう。
仕事力をアップするための「魔法の質問」には、次の「7つの法則」があるそうです。
それは、
1)ご縁の法則
(人脈は広げるより、深める)
2)ゴリヤクの法則
(独自の売りを見つける)
3)わかちあいの法則
(お互いに成果の出るコラボレーション)
4)おすそわけの法則
(見返りを求めないから、ツキを引き寄せる)
5)ありがとうの法則
(顧客を知ることで競争優位に)
6)引き寄せの法則
(未来を意識して、自己実現)
7)宇宙の法則
(無理をなくして仕事の新陳代謝を促す)
です。
著者の松田氏によれば、これらの「7つの法則」にしたがって、自分なりの質問に対する答えを実際に書いてみることで効果が上がるそうです。
つまり
◇Q:ご縁を深めるために何ができますか?
◇Q:あなたがいなくなったら、誰がどう困りますか?
◇Q:誰と協力すれば、もっとお客さまが増え、満足してもらえますか?
◇Q:あなたが「おすそわけできること」はなんですか?
◇Q:お客さまは何をあなたに期待していますか?
◇Q:あなたはどんな風に将来なりたいですか?
◇Q:あなたが無理をしていることはなんですか?
といった7つの法則に沿った質問に対する自分の答えを書きだしておくのです。
個人的には、わたしは、この作業を「セルフQ&A」と呼んでいます。
これをすることで、仕事や今までの行動の振り返りができ、仕事力向上やキャリアプランの形成にも役立つのです。
これを自分自身に対して行っておくと、部下や同僚に対してコーチングする時にも、役立てられるのです。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ345号より)
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