著名な経営コンサルタントで経済評論家としてテレビ出演もよくされている中島孝志氏によると「半人前のシロウトがプロフェッショナルに勝てる方法」のカギは「マネする力」であると説いている。
歌舞伎や落語など芸ごとの世界では「初代に名門なし」ということが言われます。
要は、プロフェッショナルな一流の芸達者となるためには、師匠を徹底的にマネる。
つまり、師匠の思考法から、日常の立ち居振る舞い、スキル、ノウハウや根底にある哲学、ちょっとした「なるほど」という行動まで、まずは即、真似てみて、自分のものにしてしまうのです。
最初は
「オリジナリティがない」
「パクリで、二番煎じだ」
と言われるかもしれませんが、
「完璧にマネして、自分のものにしていく中で独自のテイストを加える」
ことをすれば、気づけは「オリジナルのオレ流」になるわけです。
以下に、今から始める「マネるための思考法」を挙げてみます。
◇あの人ならどうするかを考える
◇いつも心に「なぜ」を意識する
◇「だからどうするべきか」を考え抜く
◇好奇心と応用力を身につける
◇リスクを負ってチャレンジする
→自分が気づいたアイディアは、ためらっている間に誰かが始める
→手堅いといわれることにもリスクは必ずある
◇マネするチャンスは会議に転がっているい
→異なった意見を持つ人の考え方をパクることで新たな気づきが生まれる
◇マネするお手本は世界的成功者だけではない
→「家族は一番身近な他人」
→ビートたけし氏や武田鉄矢氏がマネたのは母親の思考
◇足すことだけがアイディアではない
→アイディアは「引くこと」からも生まれる
→道路のセンターラインをなくし、路肩側にラインを引いたことで事故率が半減
◇人気番組の発想をマネる
→視聴者を引き付ける仕掛けは何かを考え、それをマネる
このように、半人前がベテランになるためには、まずは「マネる」こと。
そして、ベテランになったあとも成長し、成功しづつけるためには、
◆マネしている対象者ならどう考えるのかを想像する
◆なぜそうなるのか? を常に問いかける
◆自分の場合ならどうするべきか? を常に考える
◆リスクを恐れずに実行に移す
という思考サイクルをやり続けることがポイントになるのです。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ354号より)
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