第23回YOSAKOIソーラン祭りが2014年6月4日~8日まで開催されていました。
今年の観客動員数は、2013年と比較して、9.1%減少して、187万5千人だったそうです。
6月10日付の北海道新聞によると、
◇2013年の観客動員数は206万3千人
◇今年は観客数の増加に向けて新企画に取り組んだが、目に見える効果はあがらなかった
◇実行委によれば「ファイナルステージなどの目玉企画が並ぶ最終日の8日に強い雨が降ったことで 客足が遠のいたのでは」とみている
◇参加者の拡大対策として、今年から高校生チームの参加費を無料にした
◇道内に限って初出場チームの参加費を15万円から10万円に引き下げた
◇参加者からは好評だったが、踊り手の参加人数は昨年同数の約2万7千人
◇参加チームは昨年より1少ない270にとどまった
という。
この記事に対して、個人的な感想は、「観客動員数ってどうやってカウントしているんだろう?」である。
ステージでの演舞もあるが、基本的には「公道でのパフォーマンス」だから、「観客なのか通行人なのか」をどうやって判別しているのだろう(笑)
観客動員数の減少については、「最終日の日曜日が雨になったこと」が大きな原因であることは私も同感である。
しかし、仮にお天気が良くても、2013年より減少していた気がする。
日曜日を除く、平日開催の4~7日の観客動員数の比較も情報として知りたいところだ。
これも、感覚的な感想であるが、見物客数が年々減少している「さっぽろ雪まつり」同様で、地元民が毎年楽しみにしているイベント、という感じではない。
実際、知り合いに聞いても「見に行った」という声はほとんど聞かない。
また、観光客も「毎年、YOSAOKOIを見に来たい」というイベントになってもいない。
前年までと「祭り」の仕組みを変化させた点のひとつに、「参加費の値下げ」(初出場の道内チームに限る)があるが、なぜ、道外チームには適用しなかったのだろう。
また、「40人未満のチームを対象にした「U―40大会」」を創設したが、これは、「小さいチームの魅力を伝える場」として、いい企画だと思う。
ただ、結果としては、参加チーム数は昨年並み(1チーム減)だから、来年は、「参加経験のあるチームのリピート対策」が必要だろう。
思いつくまま感想を述べたが、日本人の観客動員数の減少は歯止めがかからない気がする。
個人的には、大学生チームの若い踊り子(男女)さんたちの踊りを見ていると、元気がもらえて、楽しいんですが。
ただ、わたしが見学している時に感じたのは「参加チーム関係者と外国人観光客しか足を止めてみていないなぁ」という感想だ。
リオのカーニバルのようには、札幌では定着しなかったフェスティバルなのかもしれない。
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