ドラッカー思考を学べば、「経営の仕組み全般のことが理解できる」と言われるが、まさにその通りだと思う。
ドラッカー思考について一般向けにまとめられた本は数多くあるが、それらの中から「ドラッカー思考(イノベーション)」の勘所を、以下に箇条書きでまとめてみました。
ちなみに、一般的に「イノベーション」といえば、「技術的な開発」を指す言葉のイメージがあります。
携帯電話でいえば、音声通話のみから、メール機能が付き、そしてカメラ付きとなり、さらには「コンパクトなパソコン機能」を備えたスマートフォンとなっていくような開発です。
しかし、ドラッカーは、イノベーションとは、
「新たな経済価値、すなわち売上や利益を生み出す全ての活動」
と定義しています。
例えば、「宅配便」。
昔は、常温の通常輸送しかありませんでしたが、冷蔵冷凍輸送の「クール宅急便」やレジャー先と自宅を結ぶ「スキーやゴルフ宅急便」など「新たなサービスの開発」もイノベーションです。
つまり、イノベーションとは「あらたなニーズや効果を作りだす仕事」を指しているのです。
ドラッカー思考(イノベーション)の勘所
◇イノベーションには「継続的な改善」と「革新」がある
◇イノベーションは「先進企業やベンチャー企業が起こすもの」と言う考えは誤解である
◇会社にお変えるイノベーションは、継続的に業務を観察し、体系的に分析することによって生みだすもの
◇自分自身をイノベーションするには、「ドラッカー流の6つの習慣」を身につけるのが効果的である
◇いますぐにできることは、自分から提案して小さな成功体験を作り、それを普及させていくことである
上記に挙げた「勘所」の中の「ドラッカー流の6つの習慣」とは、
1)ビジョンと目標を持つこと
2)継続的な勉強の方法を知ること
3)自分の仕事の評価を仕事の中に組み込むこと
4)目標や行動を記録して結果と比較すること
5)新しい仕事が要求するものを徹底的に考えること
6)自分の成長と人事に自分で責任を持つこと
です。
すべてを常に徹底することは実際、難しいですが、これらを意識することで、「自分自身に気づきそして変えていく(イノベーションしてく)ことができる」習慣だと自分自身の経験も含めてそう感じます。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ357号より)
【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7つの思考法』(パブラボ刊)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html