大相撲5月場所で、千秋楽翌日の「恒例」となっている「優勝インタビュー」を拒否したことで波紋が広がっていた「横綱白鵬関」に対して、賞賛の声が続々と上がっているという。
「恒例の記者会見」を拒否し、理由も説明しなかった白鵬関に対して、ファンからは白鵬関のブログに、
◇日本のこと嫌いにならないでくださいね
◇何があっても応援し続けています
といった心配メッセージが相次いで寄せられていた。
しかし、6月5日のブログで「みなさんへ」というタイトルで、
(以下、引用)
「私の妻、紗代子のお腹には、私と紗代子の4人目となる子がいました。ですが。先月、妊娠五ヶ月目で残念な結果になってしまいました」
「もし、会見に出たら、おそらくお腹の子供のことも聞かれるであろうと考えました」
などと「会見を拒否し、沈黙していたの理由」を、ブログを通じて公表したのだ。
http://ameblo.jp/hakuho-69/entry-11871576460.html
このブログが公表されると、多くのファンから「感動を伝えるコメント」が殺到した。
わたしもブログを見てみたが、「家族への愛の深さは偉大」とか「温かく優しい人柄にとても感動しました」などのコメントだらけである。
「会見拒否」「理由説明もなし」の時は、かなりマスメディアは、白鵬を叩いた憶測記事を上げていた。
今後、白鵬関とどんなふうに担当記者は接していくのだろうと思う。
「ファンの心をがっちりつかんだ」白鵬関に対して、「選手の心がすっかり離れてしまい事実上の解任」となったのは成績不振を理由に「休養」を発表した西武ライオンズの伊原春樹監督だ。
伊原監督は、前回西武の監督に就任した2002年は、就任1年目にリーグ優勝を果たした。
伊原監督の指導理念は「嫌われ者にならねばならない。選手に好かれようと思ったらお互い成長が止まる」である。
しかし、
◇春キャンプでの午前午後のランニング漬け
◇乏しい実践練習
◇門限は夜の10時
◇ひげ禁止など服装の規律を徹底
◇負けた試合後の記者会見での個人攻撃
といった「鬼軍曹」ぶりが選手の反発を招き、そっぽを向かれてしまったのだ。
「選手気質の違い」が「失敗理由」と評価する人が多いが、厳しい指導を信条とする監督はゴロゴロいる。
「実践練習がキャンプで不足していた」点は、今シーズンのスタートダッシュの失敗に繋がっていると思うが、その他の規律は、前近代的と言えばそれまでだが、個人的には理解できる部分が多い。
つまり、厳しい指導方針の監督のもとで、地味に「参謀役として鬼軍曹」を発揮するのであれば、伊原監督の活躍余地はあったと思う。
「休養という名の解任」はイメージダウンである。
伊原氏の現場復帰は、他球団を含めてもうないと言えるかもしれない。
【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7つの思考法』(パブラボ刊)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html