2014年5月30日付の読売新聞が、
「相模鉄道などを傘下に持つ相鉄ホールディングス(HD)は、JTBの100%子会社で、国内外にホテル66店舗(直営・フランチャイズ合計)を展開する「サンルート」の全株式を取得し、子会社化すると発表した」
ことを報じていました。
記事によると、
◇2014年9月1日付でサンルートは相鉄ホールディングスの完全子会社になる
◇サンルートの客室数は1万550室で、宿泊を中心とするホテルチェーンでは国内第9位(今年1月時点)
◇相鉄HD傘下の相鉄インが経営するホテルと合わせると、客室数で国内第5位のホテルグループとなる
という。
サンルートグループの出発点は、1970年に第一ホテル、日本生命、日本レンターカーが出資して「㈱サンルートホテルチェーン(1974年にサンルートホテルシステムに商号変更)」として設立された会社だ。
その後、日本の高度経済成長とともに直営およびフランチャイズ、業務提携ホテルを順調に増やしていった。
JTBが経営に参加したのは1973年で、1984年には三井不動産も経営に参加。
そして、JTBの100%出資子会社として1999年に㈱サンルートが設立され、2000年にサンルートホテルシステムの営業権が譲渡され、現在に至っていた。
サンルートホテルの利用者としてのイメージは、ルートインや東横イン、コンフォートホテル、スーパーホテルといったビジネスホテルチェーンと違って、「ホテルのグレイドが統一されていない」イメージがある。
要は、シティホテルレベルのものとビジネスホテルレベルが混在しているのだ。
一方、相鉄HDのホテル事業でもある相鉄イン(ホテルブランド名は相鉄プレッサイン)は2006年に設立された比較的新しいホテルチェーンで、ウェブサイトを見ると、現在、東京、神奈川、千葉に16店舗を展開している。
グレード的には、ビジネスホテルであるが、首都圏を中心に展開しているせいか、利用者目線で見ると金額的には「ちょっとお高めのビジネスホテル」である。
相鉄グループとしては、ホテル事業に昨今、力を入れているそうで、「サンルートが首都圏中心に展開しているホテルやブランド力をテコに事業拡大を図る」ことが買収の狙いだそうだ。
ただ、その場合、「相鉄プレッサイン」と「サンルートホテル」の2つのブランドを併用するのか、それともどちらかのブランドに統一するのか、注目である。
首都圏では「相鉄プレッサイン」としてビジネスマンの間では馴染みが出てきているが、全国的には「サンルートホテル」ブランドの方が、知名度が圧倒的に高い。
したがって、勝手な予想をすれば、一般的には「サンルートホテル=ビジホ」のイメージが強いので、「シティホテルに近い形態で運営しているサンルートホテルと相鉄フレッサインよりグレードの高いグランドフレッサ赤坂のようなホテル」を、例えば、「サンルートグランド」といったような高級な新ブランドを作って事業拡大を図るのかな、と言う気もする。
今後の予想を整理すると、
◇相鉄プレッサイン、ビジホ形式のサンルート→サンルートホテル
◇グランドプレッサ、シティホテル形式のサンルート→サンルートグランド
という展開になるのかもしれない。
その場合、相鉄プレッサインは「無料朝食システム」であるが「サンルート」は流行りの「無料朝食制度」を採用していないので、おそらく、「無料朝食システム」に統一されていくのではないかと思う。
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