2014年5月25日に岩手県滝沢市で開催されたAKB48の握手会で殺害未遂事件容疑の事件が発生し、メンバーの川栄さんと入山さん、そしてスタッフの3人が負傷した。
2014年5月25日付の朝日新聞デジタルによると、握手会では、
「手荷物検査は(全員に対しては)行われていなかった」
という。
記事によると、
◇会場には警備員やスタッフ約100人を配置していた
◇握手の前にファンの両手を検査し、メンバーの前にも男性スタッフを置いていた
◇ファンの手荷物もランダムにチェックしていた
という。
AKB48の魅力は、なんといっても「会いに行けるアイドル」がウリである。
メンバーは、とびっきりの美人ではなく、どちらかというと、「親しみのある女の子」がオーディションで合格している。
つまり「近寄りがたさ」ではなく、「身近な存在」(実際は手の届かない存在ではあるが)が魅力である。
つまり、今回のような事件が発生したことで、「握手会を今後は開催しない」というわけにはいかないだろう。
月並みであるが、AKB48劇場の湯浅支配人も述べているように、
「通常の警備としては問題なかったが、けがを負うような事態になった以上、(警備態勢を)考え直さないといけない」
のだろう。
個人的には、事件に使われたのこぎりだか斧のような刃渡り50cmほどのものらしいから、持ち物を警備員がタッチするだけでも、見つけられるものだ。
例えば、東京マラソンで選手が専用ゲートに入る時は、全員に対して、手荷物を警備員がタッチしてチェックしている。
握手会のブースは、全部で10あり、どのブースも行列になるのだから、行列中に警備員や担当スタッフがチェックすることも可能だったはずだ。
警備員とスタッフを約100人配置していた、というが、場内の混雑緩和や防止、あるいは、場内案内程度の役割しか、警備員は機能していなかったわけで、警備計画(主催者側の指示を含めて)自体に有効性が無かったと思う。
それにしても、青森出身の24歳の犯人(容疑者)の動機はなんだったのだろう。
負傷された3人の回復をお祈りするとともに、事件の今後の動向を見守りたいと思う。
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