2014年5月13日付の朝日新聞デジタルが、
「施術中の女性客を睡眠薬で眠らせて強姦し、動画撮影していた疑いが強まったとして、警視庁は近く、東京都大田区の整体師の男を準強姦の疑いで逮捕する(ことが)捜査関係者への取材でわかった」
と報じていました。
記事によると、
◇逮捕されたのは「あさかわ整体操体クリニック」の浅川秀明容疑者
◇今年初めごろ、大田区大森西3丁目にあるマンションの自宅兼クリニックで、施術を受けに来た女性客に「デトックス(解毒)しましょう」と言って睡眠薬入りのジュースを飲ませ、昏睡(こんすい)したすきに裸にさせて暴行をした
◇ビデオカメラで撮影もしていた
◇押収されたパソコンには、眠らせた女性客の体を触ったり強姦したりする様子を撮った映像が約20人分、残されていた
◇ジュースに混ぜていたとみられる睡眠導入剤も見つかった
という。
最近、この手の「事件発生」のニュースが多い気がします。
先日は、個人タクシーの運転手が、運転免許センターで乗せた女性に、利尿剤入りのクラッカーを食べさせ、尿意をもよおした姿を車載カメラで撮影し、高速道路に無理に誘導し、パーキングに立ち寄らせなかったという事件報道があったばかりだ。
「職業道徳やモラルが低すぎる」と言ってしまえばそれまでであるが、キーワードは「個人営業」という点のような気がします。
組織で仕事をしていれば、「他の従業員がいる」という環境から、不正や破廉恥な行動は取り難く、牽制力や自制力が働く。
しかし、整体師の件も、タクシーの件も「自宅(兼施術室)」「個人タクシー内」と密室である。
整体師の場合も、他にスタッフがいれば、こんなことはできないし、タクシーも「個人ではなく会社」であれば、GPSや無線で居場所や状況がある意味「監視」されているから、勝手な行動はとりずらい。
つまり、このような事件の発生を予防するためには、「組織化」が手っ取り早いという判断を行政は今後、してくるのではないかと思う。
したがって、「行政の許可業種や届け出業種」を中心に、徐々に、「個人で仕事がやりずらい規制が掛かりだす」のではないかと思う。
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