仕事で空港を利用することが多いです。

空港は、福岡空港や伊丹空港のように「街中」に存在している空港もあるが、新千歳空港や成田国際空港、中部国際空港(セントレア)、関西国際空港などのように多くの空港は「郊外」にある。


そのため、空港を利用する際は、「空港快速」や「空港行き特急」などを利用してアクセスすることが多い。

成田空港の場合は京成の「スカイライナー」やJRの「成田エキスプレス」である。


今週、「成田エクスプレス」を利用した時のことです。

びっくりした出来事がありました。

それは、「散乱したキャリーバックに対する乗務員の行動」です。


成田エクスプレスもスカイライナーも「空港利用者の乗客」を主体としているため、車両の隅に「キャリーバック置き場」が設けられています。

大型のキャリーバックを車内に持ち込む乗客は、キャリーバックをこの「置き場」に置いて、自分の座席に座ります。


しかし、わたしが乗った成田エクスプレスでは、何人かの乗客が持ち込んだキャリーバックをきちんと「置き場」に固定しなかったため、電車が走り出した途端、34個の大型キャリーバックが置き場から「脱走」し、車両の連結部とデッキを「行ったり来たり」し始めたのです。


列車は相当速いスピードで走行しているし、キャリーバックの重量はかなり重そうだったので、散乱するキャリーバックが扉にゴーンゴーンとぶつかり、危険な状態でした。

わたしの座席は出口付近だったので、その様子が見えたのですが、窓側席で、通路側に人がいたので、「散乱しているキャリーバック」をただ眺めている状態になってしまい、車掌さんやワゴンを押した車内販売員が「この散乱したキャリーバックに気づき、荷物置き場にキャリーバックを納める」ことを期待してみていました。


すると、ワゴン販売の女性スタッフさんも女性車掌も「散乱したキャリーバックをそのままにして、デッキを行き来するんですね。

つまり、散乱したキャリーバックは、「バックの持ち主が荷物置き場に固定するもので、乗務スタッフは一切責任は負いません」という業務方針のようなのです。


しかし、乗客が通路を走行中にトイレなどで移動する場合、荷物置き場から飛び出したキャリーバックがあたりケガをする可能性もあります。

また、何かの拍子で扉が開けば、散乱したキャリーバックは室内に侵入し、乗客の安全性も損なう恐れがあります。


列車の乗務スタッフには「車内改札をする」「商品を販売する」といった役割以外に「乗客の安全を確保する」という役割もあるはずだと思うのに「荷物は自己責任で管理してください」ということだとしたら、なんとも変な話です。

「成田エクスプレスの乗務マニュアル」など「乗務中の業務手順がどのように定められている」のか詳しい方がいらっしゃったら教えて欲しいと思いました。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ376号より)


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