201452日に、韓国のソウルの地下鉄で、電車同士の追突事故発生し、約240人がけがをしたという。

状況としては、ソウルの中心部に近い地下鉄2号線のサンワンシムニ駅に停車していた電車に後続の電車が追突した。

事故原因は、安全装置の故障ではないかと報じられており、これから原因究明がされていくと思うが、まず、問題なのは、事故発生後である。


事故発生後は、車内の照明が消え、数分後に流れた車内放送では、「対向の列車が来るかもしれないから外に出ないで待機して」というものだったという。


現在、韓国では4月に発生した旅客船セウォル号の沈没事故もあり、緊急時の「待機」という言葉に敏感だ。

そのため、乗客が、車内放送の指示を無視して、手動でドアを開けて、反対側の線路に脱出し、数百人の乗客が続いたという。


つまり、結果として避難誘導に対して、「統制」が効かなかったわけだ。

今回は、幸い、反対車線に対向列車が来ること無く2次災害にはならなかったが、多くの乗客を安全に誘導するという意味においては、地下鉄の運営会社は、全く機能していなかったことに等しい。


では、なぜ、乗客は「車内放送を無視して避難したのか?」であるが、以下の2つのことが考えられる。

◇事故状況の説明が無いまま「待機指示」を出したこと

◇韓国国民が交通機関の運営会社に対して信頼を失っていること


前者については、報道では、「車両の一部が火災になった」と乗客内で情報が飛び交い「待機なんて考えられない、逃げるしかない」と乗客は考えたらしいので、正確な情報を車内放送で流すべきだったのだ。


後者については、これは、船、鉄道はもちろん、その他の交通機関、そして、多くの人が利用する施設を運営する会社に対して、「緊急事態の想定と対応手順の整備、そして対応訓練の強化」を、国を挙げて実施し、国民の信頼を回復するしかないのだろう。


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