2014年3月28日の放送で、番組開始から32年間続く、タモリさんが司会する「笑っていいとも!」が終了する。
その「笑っていいとも!」の3月21日の放送に安倍首相が出演したことが波紋を呼んでいるという。
3月25日付の日刊ゲンダイによれば、
◇報道番組や情報番組以外のバラエティ番組に現役の首相が出演することは異例
◇安倍首相出演は、フジテレビの日枝会長主導で現場もタモリさんも寝耳に水
◇安倍首相サイドは、4月からの消費税を前に国民に親しみやすさをアピールするのが狙い
◇安倍首相の「アピール戦略」にフジテレビは加担した
◇新宿アルタ前では、反政権のシュプレヒコールが巻き起こった
と報じていた。
わたしは、安倍首相が出演した時の放送を見ていないので、なんとも言えないが、仮に、日刊ゲンダイが予想するような、フジテレビサイドに「安倍首相の政治的なアピール戦略に協力しよう」という意図がなかったとしたら、それはそれで、「現役首相のバラエティ番組出演に対する影響」を考えていない安易な行動で能天気だなぁ、と思う。
「面白くなければテレビじゃない」というフジテレビのキャッチフレーズをまさに「地」でいっている。
確かに、現役首相が32年間も続いた番組に「駆け込み的に出演する」のは、話題性があって面白い。
でも、テレビ局は、報道機関の役目も背負っており、つまり、「現政権や行政機関が発信する情報の真贋をきちんと裏取りして、世の中に事実を正しく伝える」という責任がある。
だから、4月から10数年ぶりに消費税率が見直されて、実質増税になるこの重要な時期であるゆえ、いくら安倍首相が出演した番組が「バラエティ番組」であるとはいえ、視聴者サイドは、「フジテレビは政権に対して中立的な立場でものごとを捉え、ジャーナリスティックなテレビ局である」と見ることはなかなか難しいのではないだろうか。
「面白くなければテレビじゃない」では、単なる娯楽放送局である。
報道機関としての立ち位置を、テレビ局全体で再認識すべきだし、BPO(放送倫理・番組向上機構)が調査すべき事案ではないだろうか。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ378号より)
【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7つの思考法』(パブラボ刊)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html