最近、飛行機で食料を購入する機会が増えました。
以前は、国内線と言えば「JAL」か「ANA」(あるいはそのグループ)しか乗りませんでしたので、飲み物の無料サービスはありますから、販売しているものを購入する必要は殆どありませんでした。
しかし、最近、LCCに乗る機会が増えました。
LCCでは、航空運賃が安い分、荷物を預ける場合も、飲み物を飲む場合も有料です。
「ちょい足し」で客単価を上げる常套の作戦です。
基本的には、機内で食べ物を購入すると、空港の売店で販売している価格よりジュースやお菓子、軽食類の価格は割高なので、JALやANAを利用する場合は、事前に買いこんで搭乗します。
しかし、LCCの中でもジェットスターは、チケットを購入する際に、少しプラスαの金額を足すとその機内のみで使用できる500円分のバウチャーがついてくるので、「使用しなければ損」と考え「空港売店での購入を控え、機内で買う」パターンになります。
そのため「機内で食料を購入する機会」が増えたのです。
ここ半年ぐらい前からのことですが、ジェットスターの場合、LCCにも関わらず、バウチャー付きのプラスαのチケットを購入すると、JALのマイルが加算されるようになりました。
そのためなのか、最近は、ジェットスターに乗っても、希望する食料が購入できません(涙)
ジェットスターは「ジェットスターカフェ」といって、4ヶ月毎にメニューが変更されるので、数種類ある軽食を楽しみにしているのですが、ここのところ、殆ど購入できません。
つまり、私の所にワゴンが回ってきた時はすでに売り切れなのです。
バウチャーを持っている乗客には、事前に「バウチャーがついているので、メニュー表を見て購入するものを決めておいてください」とフライトアテンダントさんが声を掛けてくれるオペレーションになっています。
バウチャーを持っている人に、声を掛けるぐらいだから「事前予約販売」してくれるといいのですが、「バウチャーを持っていない人」にも等しく販売する手順なんですね。
また、以前は、バウチャーを持っている人は、乗客の1割程度でしたが、JALのマイレージがつくようになってから、3割以上の乗客がバウチャーを持っているようなのです。
毎回乗るたびに「希望の軽食」が売り切れなので、アテンダントさんに積み込み量を聞いてみましたが、以前と変わらないようです。
きっと、売れ残り廃棄リスクを最小限にするために設定された「積み込み量」なのだと思いますが、どうも、「見直しが図られていない」ようです。
飛行機の便毎に、「空席率(搭乗率)」はもちろん、機内での「商品販売額」や「商品毎の販売数」などのデータは出ているはずなので、「積み込み量を便毎に最適化する」ことは簡単だと思うのですが、なぜか実施されていない。
あと、「客が欲しかったけど、品切れで買えずに他の商品を買ったデータ」は現在のシステムだと把握できていない。
こういった点をマネジメントシステムとして改善しなければ、バウチャーはその機内でのみの使用に制限されているから、「ボッタくられたぁ」の気持ちが高まっちゃうな、と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ375号より)
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