先週の日曜日(1月26日)は、第33回大阪国際女子マラソンを応援に行ってきました。
大阪国際女子マラソンと言えば、全国ネットのテレビ中継がされ、五輪や世界選手権の代表選考会にも指定される国内屈指の大会です。
また、出場資格が、一般の市民マラソン大会と違い、例えば、フルマラソンなら「3時間15分以内」で走った実績がないと出場すらできません。
3時間15分というと、だいたい、フルマラソンを走る女子の上位1.3%に相当し、相当速い方になります。
「応援」といっても、私の場合、大阪国際女子と同時開催される第9回大阪ハーフマラソンに出場していたので、
「自分が走りながら、反対車線を走る女子選手を応援する」
「自分が走り終えた後、残り2キロ地点に移動して女子選手を応援する」
という形でした。
まず、すれ違う時の応援ですが、予想に反して、今大会で引退をした世界陸上の代表でもあった赤羽選手がトップ集団できた時は、涙が出そうなぐらい感動しました。
その後、知り合いのランナーさんがどんどんやってくるので、反対車線から、名前を叫んでいました。
夢のような応援タイムでした。
残り2キロでの応援も感動的でした。
ここから、トップ選手で約7分30秒、多くの選手が9分~10分30秒ぐらいゴールまでかかるので、ゴールタイムが予想できるからです。
知り合いの選手が、自己ベスト更新ペースでやってくると、また、彼女たちの日頃の涙ぐましいトレーニングを知っているだけに涙が出そうになりました。
話は少し逸れますが、この大会で2時間26分46秒で、4着になった佛教大学4年の前田彩里選手には、今後がとても期待できます。
ちなみに、このタイムは、日本学生記録の更新です。
従来の記録は、1996年の日本海マラソン(現在の鳥取マラソン)で、2時間31分46秒のタイムをマークした松本こずえ選手(当時中央大学)で、なんと5分も更新です。
またさらにすごいのは、この大会で、2時間55分24秒(40位)で実母の淳子さん(50)も完走しているのだ。
親子の合計タイム・5時間22分10秒は親子によるマラソンのギネス記録(従来は2012年に記録された5時間30分21秒)を上回っており、申請すれば、ギネス記録になる。
前田選手のお父さまは、2013年に54歳の若さで、ガンで亡くなっているが、現役時代は本田技研所属のマラソン選手だったという。
前田選手は、おそらく両親のDNAを引き継ぎ、長距離向きの身体能力があるのだろう。
今大会でも、ロンドン五輪代表で2時間23分23秒の記録を持つ重友梨佐さんや昨年の大阪国際女子で2時間25分56秒の好タイムを出し、北海道マラソンでは優勝したエディオンの渡邊裕子選手のタイムが伸び悩んだので、期待できる結果だ。
好タイムを出しても「一発屋」で結果的には選手としてのピークを終えてしまう選手も多いので、前田選手には、頑張って欲しいな、と思う。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ370号より)
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