ドラッカー思考を学べば、「経営の仕組み全般のことが理解できる」と言われるが、まさにその通りだと思う。
ドラッカー思考について一般向けにまとめられた本は数多くあるが、それらの中から「ドラッカー思考(目標管理)」の勘所を、以下に箇条書きでまとめてみました。
ドラッカー思考(目標管理)
◇会社に必要なのは、必要最小限度の利益である
◇本当に優秀な人は、採用する人数の3乗分の1に比例する
(例:5人の優秀な人材が欲しければ5×5×5→125名の採用が必要)
◇イノベーションは「技術革新」ではなく、体系的・分析的に行う「仕事」として定義しなおす誰でもイノベーションを起こすことができる
◇生産性は経営力を測るモノサシ
◇生産性は製造現場だけの課題ではなく、会社全体で取り組む課題である
◇利益だけを唯一の目標にしてしまうと、お客さまや社員は利益を上げるための手段になってしまう
◇計画と実行は1つの仕事の2つの側面である
◇「複数の目標と自己規制によるマネジメント」なら、人の主体性を引き出すことができる
◇プロセス重視が目標達成の秘訣
◇ゴールを決めてから走りだそう
◇目標を決めることでモチベーションが引き出される
これらの「金言」の中でわたしが常に意識しているのは「プロセス重視が目標達成の秘訣」である。
例えば、マーケティングの場合、キーになるプロセスは「市場浸透」「市場開拓」「商品開発」「多角化」であるが、これを「誰に・何を・どのように」と考えてそれぞれの目標を設定するわけです。
つまり販売チャネル、サービス、価格設定などのプロセス目標も一緒に設定しなければ、具体的な実施すべき業務活動レベルに落とし込みができないのです。
このように目標をきちんとブレイクダウンさせなければ、単に「頑張ろう」「気合いで乗り切ろう」といった精神論になってしまい、成功した場合はともかく、目標未達成の場合は、まともな反省もできず、次につながらない責任論だけの議論になってしまうのです。
また、「イノベーション」に対する考え方も「定義を変えること」で「イノベーション」とは、特殊なひらめきやセンスが必要なわけではなく、「調査・分析に基づく改善」と捉えれば誰にでも関わりがあることであると気づかされたことも大きな出来事で、仕事をする上で役だっています。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ355号より)
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