日本時間の2014年1月8日の21時半から行われた「ACミラン
に移籍した日本代表MF本田圭佑
選手の入団会見」にはびっくりしました。
まず、びっくりしたのは、
◇入団会見がイタリアメディアで生中継されたこと
◇通訳なしの英語で記者会見を行ったこと
である。
ACミランの本拠地サンシーロのエグゼクティブルームでは、過去にベッカム、ロナウジーニョ、さらにバロテリの入団会見も行われた特別な場所だ。
そこに、20台を超えるテレビカメラが置かれ、日本、イタリアなど、世界から集まった報道陣と関係者は約200人と盛大だったのだ。
記者から「サムライ魂」についての質問が飛んだ時の、本田選手の返し方は素晴らしかった。
本田選手は、
「サムライに会ったことがないので、サムライ魂があるかどうかは分かりません。ですが日本男児は決して諦めない。そして規律を重んじる。それを大事にしてきました」
と英語で淡々と語ったのだ。
個人的には、最も印象的だった記者会見での回答は「背番号10」についての想いである。
背番号10といえば、いわずと知れた「特別な選手がつける番号」である。
つまり、まわりから期待され背負う重みがあるのだ。
背番号10に対して、記者からインタビューされた本田選手は、
「みなさん、逆に質問したいんですけど10番をつけるチャンスがあって、違う番号を選びますかって話。僕はそのチャンスが目の前にあって喜んで自分から要求しました」
とあたり前のように答えた。
わたしたち一般的日本人なら「恐れ多いです」と一歩引き、相手から「いや、ぜひとも」といわれて、「それならば、ぜひ」となるのがふつうだ。
それは、「自分から求めに行くのはいやらしい」という謙譲的な意味と、「期待されるだけの働きができなかったらどうしよう」という重圧から「遠慮」が働く。
しかし、本田選手の場合は、
「チャンスがあったら失敗するリスクより成功するチャンスを逃すことをリスク」
と考えるのであろう。
これは「投資」の発想と一緒である。
2014年から「NISA(ニーサ)=少額投資非課税制度」がスタートし、貯蓄から投資へという日本人のこれまでの資産形成の概念を変えていくことが期待されている。
しかし、多くの日本人には、まだまだ「お金でお金を生み出すこと」や「資産を目減りさせるリスク」に対する心理的抵抗感がある。
けれども、「資産形成の基本を貯蓄ではなく投資」と考える人は「投資によるチャンスを逃すことをリスク」と考えるから、経済情勢を分析して、成功するチャンスに賭けるのである。
まさにこの発想は、本田選手の発想だ。
「この待遇に見合う選手になれるチャンスが、求めたからこそあるわけで、求めていなかったら、たどり着こうとは思わない」
と会見で語った本田選手の言葉が印象的でした。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ367号より)
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