20131217日付の読売新聞によると、

「兵庫県議会自民党議員団の桐月一邦議員(37)=神戸市垂水区選挙区選出=が10月、同議員団の宴会で「女性は金で買える」と発言し、女性議員に抱きつくなどのセクハラ行為をしていたことがわかった」

と報じていた。


記事によると、

2013107日夜、当選1~3回の議員と執行部の計約30人の懇親会が神戸市中央区の飲食店であった

◇桐月議員は他の男性議員との会話の中で「女性は金で買える」と発言した

◇さらに女性議員の隣に座り、「1万円でどうや」と言って抱きついた

109日に、この女性議員が石川憲幸幹事長に報告した

◇幹事長が桐月議員に問いただしたところ、「泥酔して記憶はないが、不快な思いをさせて申し訳ない」と幹事長宛てにわび状を提出した

◇桐月議員は退団届を提出したが、同議員団は厳重注意にとどめた

という。


酔った席で、きっと桐月議員は、議長への報告の通り、よく覚えていないのであろう。

わたしは、酔っぱらうと、多少気は大きくなるものの、自分の言動は覚えていて、記憶喪失になることは経験上ほぼなく、寝てしまうタチなので、「酔っていて覚えていない」という感覚はないが、一般的には、今の時代、「女は金で買える発言」は、明らかにセクハラになるし、「抱きつき行為」は度が過ぎると、公然わいせつ罪になるのかもしれない。

ただ、個人的には、今回の件は、議員辞職したり、会派を抜けるまでの懲罰は必要ないと思う。

投票してくれた有権者に報いる仕事をすればよく、評価されなければ、次回選挙で選ばれないだけである。


話は逸れるが、わたしが仕事で関わった会社の社内ルールに、「業務外での女子社員との食事禁止」を謳っている会社がある。

つまり、部下の女子を「帰りにいっぱいやっていこう!」と誘うのはコンプライアンス上、アウトなのだ。

しかし、その会社の知り合いの管理職氏は、美人受付嬢をはじめ、女子社員とよくアフター5に食事会をしているという。

風貌的には、特に「ダンディ」な管理職氏ではないが、女子社員に好かれるキャラクターなのであろう。


セクハラ系問題は、「人によってはイヤミがなく、セクハラとは全く認識されない」ところが、厄介である。

私の場合は、この種の言動、行動には、必要以上に気を使わないと「セクハラ扱いされてしまうのではないか」という恐怖心があるが、この管理職氏によると、「人を見極める能力」と「日頃のキャラクター作り」さえ磨いておけば、なんの心配もなく「セクハラ扱いされないポイント」として重要なのだという。

こういう能力はなかなか全員が全員身につけられるものではないので、ある意味「才能」だなぁ、と思う。



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