「褒める」と「おだてる」は別物といわれます。
単に相手に気に入られたいだけなら、「おだてる」もありかもしれませんが、「人を育てる」と言う観点で「褒める」ことを考えると、「効果的な褒め方」があるはずです。
賢人たちの「上手な褒め方(名言)」を調べてみましたので、気になった名言をピックアップしてみたいと思います。
【部下の長所を褒めることの効用】
自律型感動人間を育てるために最も重視しているのは、上司と部下との対話です。新入社員を例にあげると、まずその人の長所を明らかにします。笑顔が素晴らしいとか、声が大きいとか、そんなことでもいいのです。上司はそれを伝え、大いに伸ばしていくことで、部下の自信につなげるのです。自分に自信を持って初めて、自律型で動けるようになるからです。
(スーパーホテル会長 山本梁介氏)
【社員同士が褒める仕組みを作ることの大切さ】
若い世代になるほど、叱られることに抵抗感を覚える人も多い。せっかく優秀な人材を採用しても、育てられなければ大きな損失になります。そこで私は少しばかり強引に、褒める制度を導入しました。それが「満足BANK」です。社内のイントラネット上で、社員がお互いのよい点や感謝したいことを記名式で書き込みます。すると褒められた人も褒めた人もポイントがつきます。自分自身を褒めることもできます。ポイント数に応じてバッジがもらえ、年間上位者は表彰される仕組みです。この仕組みの狙いはモチベーションを高めることです。
(ヤマト運輸会長 木川 眞氏)
【長所を認められると弱点が修正されていく】
人は長所を認められると、もっと上に行こうとします。テニスでも褒めると上達しようとし、弱点だと思っていた部分さえ自然と修正されていくことが多いものです。逆に短所ばかり指摘されて、「こうしろ、ああしろ」と直されていると、得意だった部分までおかしくなってしまうことがあります。
(テニスプレーヤー 松岡修造氏)
【褒め下手の人が上手く褒めるには】
褒めることが苦手な人は「ありがとう」と、感謝することから始めてもよいでしょう。シャイで「ありがとう」が言いにくいなら、メールや付箋、カードや手紙を使う方法でも構いません。次第に「ありがとう」が習慣になってくるはずです。そうしたら、「いつも」をプラスして「いつも、ありがとう」と言ってみてください。部下は「常に自分のことを見てくれている」と感じ、より一層「次も頑張ろう」と思うでしょう。
(トーマツイノベーション社長 白潟敏朗氏)
【褒める効果をアップさせるためには】
褒める効果を高めようと思ったら、ただ褒め言葉を言うだけではなく、説明を付け加えるというのも大事です。なぜ素敵だと思うのか、どこが可愛いのか、ちょっとでもいいからその理由を添えるんです。そういうひと言があるだけで、最初の褒め言葉が相手の心に響いて、それが会話をつなぐきっかけになります。
(日本旅行西日本営業本部 担当部長 平田進也氏)
【褒めることは気恥ずかしいが部下を褒めてあげる】
褒めるのは気恥ずかしいし、苦手な人は多いものです。でも「よくやったね」「いつもありがとうな」と言葉に出して褒めることは大事です。仕事の厳しさを伝えながらも、焦らずに今の仕事をちゃんとやろうと教え、他の人と比べなくても君にはいい点があると伝え、失敗しても見捨てないから諦めるなと言ってあげることです。
(ジェイフィール 代表取締役 高橋克徳氏)
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ351号より)
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