各メディアの報道によると、現在、開催中の大相撲九州場所で、日本でのコンサートのために来日している元ビートルズのポール・マッカートニーさんからの懸賞金が懸けられたという。
メディア情報によれば、
◇マッカートニーさんは、5日目(11月14日)に大相撲を観戦した
◇観戦した際に、企業名が書かれた懸賞旗に強い興味を示した
◇11月15日に日本相撲協会にマッカートニーさんからの懸賞金の打診があった
◇懸賞金は、通常は場所前に規定の書類を提出することなどが必要で、かつ15日間出すことが条件
◇マッカートニーさんの申し出は日本相撲協会が特例で許可した
◇懸賞金は12、13日目、千秋楽の結びの取組に懸けられる
という。
つまり、伝統を重んじる日本相撲協会が、特例で認めたわけだ。
個人的には、大相撲の懸賞金が「1本6万円」と言うことは知っていたが、「15日間出し続けなければいけない」とは知らなかった。
つまり、最低でも懸賞金を出すためには、
◆6万円×15日→90万円
を要するのだ。
マッカートニーさんの場合、12、13、15日の3日間で合計15本(各日5本ずつ)提供されるというから、おそらく「15日間連続で提供する」というルールを「15日分の懸賞金を提供する」という条件で、日本相撲協会と折り合いをつけたのだろう。
マッカートニーさんが提供した懸賞金の懸賞旗のデザインは、ニュースで見たが、
「ポール・マッカートニーアルバムNEW発売中」
と書かれており、CDアルバムのジャケット写真が描かれていた。
このことは、例えば、
◇各メディアが大々的に報じた
◇マッカートニーさんにとっては、懸賞金(90万円)以上の経済効果が見込めた
◇形式的だというイメージが強い日本相撲協会のイメージアップ
といったことから、マッカートニーさんにとっても、日本相撲協会にとっても、良い宣伝になったと思う。
懸賞旗を提供する企業と言えば、「永谷園」とか「なとり」、「紀文」といった食品メーカーのイメージが強いが、今は、まだ珍しいから、例えば、売れっ子歌手のAKBが新曲キャンペーンを兼ねて提供したら、おそらく、今回のマッカートニーさん以上の話題になり、もしかしたら、「大相撲に関心を持つ若者」が拡大するかもしれない。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ360号より)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html
【好評発売中!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7つの思考法』(パブラボ刊)