20131114日付の朝日新聞によると、

「食用でないヒョウタンを児童28人に食べさせ、うち17人が嘔吐するなど体調不良になったとして、大阪府教委は、茨木市立小学校の男性教諭(63)を14日付で懲戒免職にした、と発表した」

事を報じていました。


記事によると、

◇男性教諭は7月2日午前、4年生の理科の授業中に、校庭で観察用に育ててきたヒョウタンを児童に食べさせた


◇男性教諭は、ヒョウタンに毒性があるか否かを確認しなかった


◇ヒョウタンを食べた児童は24


◇気持ちが悪くなった児童がいたため、校長が食べさせないよう指導した


◇男性教諭は校長の指示を無視して、午後の授業でも4人に食べさせた


◇その結果、児童3人が病院で受診し、1人が脱水症状で点滴を受けた


◇府教委は「児童の安全に関わる問題で、校長の職務命令にも反しており悪質」と判断した


◇男性教諭は「人数を減らせば大丈夫だろうと思った。安易に食べさせ、申し訳なかった」と話した


という。


ちなみに、ヒョウタンは、「苦み成分があり嘔吐や下痢等の食中毒症状を起こすククルビタシン を含有し、果肉の摂取は食中毒の原因となる」とされている。

(食中毒症状を起こすククルビタシンが少ない職用品種も存在する)

また、巻き寿司のネタに使う「干ぴょう」は、原料が「ユウガオ」であるが、ユウガオ自体は、ヒョウタンと同一種で、ククルビタシンの少ない品種を選別して作った変種なのだそうである。


個人的には、学校教育でスーパーでは売っていない「食べられる野草やキノコ」を児童に教えて「食べる」経験させることには、植物知識のある指導者の管理のもとにおいては、賛成である。

しかし、理科の観察用のヒョウタンに毒性があるか否かを確認せずに食べさせるというのは、軽率過ぎる。


男性教諭は63歳と言うから、もしかしたら、幼少期に「ヒョウタンを食べた」経験があるのかもしれないが、理科の観察用の「ヒョウタンの毒性を確認しなかったこと」と「校長の指示を無視したこと」については、個人の資質はもちろん、学校教育の管理体制としても、「懲戒免職」だけでなく、再発防止策を講じるべきであろうと思う。


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