先日、仕事関係で45年ぶりに会った人に「イメージしていた印象と違って別人かと思った」と言われました(笑)。

もちろん、その最大の理由は、20114月から本格的に始めたランニングの影響が大きい。

45年前と言えば、現在より、確実に10キロ以上は体重があったはずだ。

10キロ体重が軽くなれば、顔の輪郭がかなり変わる。


顔写真付きの身分証明書は、運転免許証をはじめとして、資格証など何枚か保有しているが、3年以上前に撮影した写真を使っているものは、自分で見ても明かにかなり変化している。

あと、私はもともと色白に部類される人間であるが、ランニングでは外を走ることが殆どなので、日焼けし、「ふつうの肌色」になった。

また、年齢とともに、髪の毛も薄くなった(泣)ので、ひさびさに会った人が「別人」と感じるのも無理はないのかもしれない。


ランニングを始めて、自分の備忘録として、記録しているものがある。

それは、ランニングデータである。

大した内容ではないが、

練習に関しては、

◇月間走行距離

◇月間走行時間

◇平均速度

◇月間走行日数

◇走行日数に対する練習量距離の分類

出場した大会に関しては、

◇レース結果(タイム)

5キロごとのラップタイム

などである。


なかなか、ふだんは、忙しいのと面倒くさくて、データを記録して、分類するのが精いっぱいで、ちゃんとこれらのデータを分析しているわけではない。

ただ、調子の悪い時、あるいは、調子が上向きの時に、「過去のデータを振り返ってみる」ことをするが、その時は、自己満足ではあるが大変役立っている。


データ収集と分類は、もともとは自分で自己評価するためであるが、「ふだんどんな練習をされているんですか?」とランニング仲間から聞かれることも増え、隠すこともないので「分類したランニングデータを公開」している。


すると、先日、もっとデータを、詳細に分類しているラン仲間がいた。

経緯を聞くと、なんと「私の影響」だという。

もともとは「月間走行距離」程度しか記録していなかったそうであるが、私のランニング歴が短いのに、急激にタイムが向上したので、「やっぱりデータってもっと収集しないとダメなのかな」と感じたそうである。

そこで「自分の練習内容とレースでの走り」のデータを集め、分析するようになったのだと言う。


仕事で「うちの会社はどうでしょうか?」と経営者に漠然と聞かれることが多い。

経理データは、会計上確実にあるので、ある程度の話はできる。

しかし、中小企業においては、例えば、

◇苦情、要望、問い合わせ、お褒めなどの外部からの情報

◇改善提案件数

◇設備稼働率

◇納期遅れや苦情に結果としてつながっていない業務ミス

といった数字とその内容は、殆ど把握されていないのが一般的だ。

(というか、データの定義や収集するシステム自体が確立されていない)

だから、どうしても「雑談レベル」で終わってしまう。

要は、感覚的な感想は言えるが、データがないのでなんともいえないのだ。


「組織(自分)を変える」「改善するポイントに自ら気づく」といったことをするためには、「感覚論による評価」だけでなく「データを収集して分類・分析し客観的に評価する習慣」が重要性であることを認識することが必要なのである。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ339号より)


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