先日、仕事関係で4~5年ぶりに会った人に「イメージしていた印象と違って別人かと思った」と言われました(笑)。
もちろん、その最大の理由は、2011年4月から本格的に始めたランニングの影響が大きい。
4~5年前と言えば、現在より、確実に10キロ以上は体重があったはずだ。
10キロ体重が軽くなれば、顔の輪郭がかなり変わる。
顔写真付きの身分証明書は、運転免許証をはじめとして、資格証など何枚か保有しているが、3年以上前に撮影した写真を使っているものは、自分で見ても明かにかなり変化している。
あと、私はもともと色白に部類される人間であるが、ランニングでは外を走ることが殆どなので、日焼けし、「ふつうの肌色」になった。
また、年齢とともに、髪の毛も薄くなった(泣)ので、ひさびさに会った人が「別人」と感じるのも無理はないのかもしれない。
ランニングを始めて、自分の備忘録として、記録しているものがある。
それは、ランニングデータである。
大した内容ではないが、
練習に関しては、
◇月間走行距離
◇月間走行時間
◇平均速度
◇月間走行日数
◇走行日数に対する練習量距離の分類
出場した大会に関しては、
◇レース結果(タイム)
◇5キロごとのラップタイム
などである。
なかなか、ふだんは、忙しいのと面倒くさくて、データを記録して、分類するのが精いっぱいで、ちゃんとこれらのデータを分析しているわけではない。
ただ、調子の悪い時、あるいは、調子が上向きの時に、「過去のデータを振り返ってみる」ことをするが、その時は、自己満足ではあるが大変役立っている。
データ収集と分類は、もともとは自分で自己評価するためであるが、「ふだんどんな練習をされているんですか?」とランニング仲間から聞かれることも増え、隠すこともないので「分類したランニングデータを公開」している。
すると、先日、もっとデータを、詳細に分類しているラン仲間がいた。
経緯を聞くと、なんと「私の影響」だという。
もともとは「月間走行距離」程度しか記録していなかったそうであるが、私のランニング歴が短いのに、急激にタイムが向上したので、「やっぱりデータってもっと収集しないとダメなのかな」と感じたそうである。
そこで「自分の練習内容とレースでの走り」のデータを集め、分析するようになったのだと言う。
仕事で「うちの会社はどうでしょうか?」と経営者に漠然と聞かれることが多い。
経理データは、会計上確実にあるので、ある程度の話はできる。
しかし、中小企業においては、例えば、
◇苦情、要望、問い合わせ、お褒めなどの外部からの情報
◇改善提案件数
◇設備稼働率
◇納期遅れや苦情に結果としてつながっていない業務ミス
といった数字とその内容は、殆ど把握されていないのが一般的だ。
(というか、データの定義や収集するシステム自体が確立されていない)
だから、どうしても「雑談レベル」で終わってしまう。
要は、感覚的な感想は言えるが、データがないのでなんともいえないのだ。
「組織(自分)を変える」「改善するポイントに自ら気づく」といったことをするためには、「感覚論による評価」だけでなく「データを収集して分類・分析し客観的に評価する習慣」が重要性であることを認識することが必要なのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ339号より)
【2013年2月14日発売!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ7つの思考法』(パブラボ刊)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html