「外食産業のメニュー誤表示問題」が世間を騒がしている。

「なぜ、このような問題が起きるのだろう??」と思いネットで「外食産業」「悪い組織」「問題意識」といった単語を入力して、検索してみた。


すると、2007年に発表されたある企業経営者のブログのコラムで、

「良い組織」と「悪い組織」の「問題意識」を対比したものがあり、「なるほど~」と思った部分があり、下記に紹介します。



(引用、ここから)
『良い組織 ⇔ 悪い組織』

1)良:問題があるのは当たり前と考える ⇔ 悪:問題は決してあってはならないと考える

2)良:みんな正直な気持ちで議論出来る ⇔ 悪:不平不満を口にするのはサラリーマン失格と考える

3)良:問題を口に出来る ⇔ 悪:問題を口に出来ない

4)良:問題の早期発見、改善が可能 ⇔ 悪:問題が解決されず、沈殿していく
(引用、ここまで)


この経営者曰く「日本の外食企業は、一般的に危機管理能力が低く、全てが事後解決」だと指摘しています。

つまり、「想定される問題」「その問題が発生した場合の影響」を「事前予測」をしていないということなのだ。


それにしても、日本の法律上も「メニューの誤表示」に関しては、「景品表示法の優良誤認」ぐらいしか罪に問えないという。

例えば、冷凍保存した魚を解凍して「鮮魚のムニエル」とメニュー表に表示して提供することに関して「優良誤認」とまで言い切れるのか?となると、微妙である。


JAS法では、主に容器・包装の状態で、スーパーなどで小売りされる食材、加工食品が対象で、レストランメニューは詳細な表示基準を定めたJAS法の枠外なのだそうだ。


これが、「産地偽装」となると、「JAS法」で「「2年以下の懲役か200万円以下の罰金」という罰則規定がある他に、「不正競争防止法」で「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」や「詐欺罪」で「10年以下の懲役」といった罪が問える。


消費者感覚でいえば、程度問題はあるにせよ、「産地偽装」も「メニュー偽装(メニュー誤表示)」も同じように「騙された感」があるのに、法の枠組みでは、後者は「ごめんなさい」で現状は、すんでしまうのは、どうも釈然としない。


話題は「組織論」に戻りますが、ちなみに、経営学者のピーター・ドラッカーは、「悪い組織」とは、以下の7点を指摘している。


≪悪い組織≫
◆マネジメントの階層が増加すること
◆組織構造に関わる問題が頻繁に発生すること
◆主要な人には重要でない問題や的はずれの問題に向けさせること
◆大勢の人間を集める会議を頻繁に開催しなければならないこと
◆人の感情や好き嫌いに気を使うようになること
◆実際の仕事をしない人たちを必要とするようになること
◆頻繁に組織改革を行うこと

ドラッカーの有名な言葉、

『完璧な組織構造などありえない。せいぜいできることは 問題を起こさない組織をつくることである』

という言葉が感慨深い。

わたしは、企業へのコンサルティングをする身の上なので、あらためてしみじみと感じ、問題を起こさない継続的にプロセスを改善できる組織作りを支援していきたいと思ったのである。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ358号より)


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