仕事仲間がある経営団体の会員継続を辞めたという。

端的な理由は「所属していても費用対効果が薄いから」である。

さらに、その理由を詳しく聞くと、その経営団体の会合に出るとよく見られる成功した経営者たちの「俺の話を聞け」的な雰囲気が、どうも「いずい」(北海道弁で違和感があるの意)という。


なるほどね~。

この理由は、わたしも、同意する部分がある。

企業経営者や業界団体などさまざまな「会合や交流会、情報交換会、講演会・・・」の場があり、わたしも付き合いや必要に駆られて出席することがある。

その場合、期待することは「何か仕事のヒントや参考になる情報が得られないだろうか」である。


しかし、「たまたま」や「時代の潮流に偶然のマッチした産物」としか思えない成功法則や経営哲学を聞いても、「ふ~ん」としかならないからだ。

話している本人は、まわりのみんなから「すごいですね」と言われたいのかもしれないが、こちらが参考にしたいのは「なぜ成功したのか」や「なぜ失敗したのか」であって「成功者=偉いから賛同しろ」ではない。


話は変わるが、先日、ある「異業種交流会」に参加した。

結論からいえば、「参加しただけ」になってしまった。

いままでの人生で、さまざまな「異業種交流会的なもの」に参加しているが、「満足した会」は殆どない。


その理由は、主催者に「紹介力」が無い場合が殆どだからである。

『紹介力』とは、私が命名していることばで「紹介する双方の相手にとって適した人と人を繋げる力」である。

要は「マッチング力」とでもいう「コーディネイト力」が会を主催する人には求められるのだ。


異業種交流会や経営団体、業界団体などの場は「単に多くの人を集めれば後は勝手にやって頂戴」では、参加者の満足度は低い。

参加者の人数が多くなればなるほど、「単なる名刺交換」で終わってしまう。

もちろん、名刺交換をすることで、話が盛り上がることもあり、「意気投合」というケースもあるが、はっきり言って「稀」である。


「紹介力がある人」が、ビジネスでもプライベートでも、たまにいる。

そういう人は、『人に出会うと、その人の性格や経歴を観察して「どんな人と接点があるだろう」「どんな人とつなぐと有効だろう」という視点では常に人を見ている』のがわかる。


ある会員制度の団体事務局の方から「会員数の減少がうちの組織の最大の悩みの種」という話を聞いた。

退会者に「退会理由」のアンケートをとれば「会費が高い」「メリットが無い」「有益な情報が無い」という回答が並ぶと思う。

しかし、突き詰めれば、「自組織に置き換えて使うことができるビジネスのヒントとなる情報」や「適した人、求めていた人との繋がり=紹介力」が会合に出ても得られないことが、その理由であることが多いのである。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ319号より)



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