エリート市民ランナーの世界では、あこがれの目指すタイムがあります。
それは、フルマラソン(42.195キロ)を
◇男子の場合が2時間40分
◇女子の場合が3時間15分
以内で走ることです。
このタイムは、
◇男子であれば「福岡国際マラソン」
◇女子であれば「横浜国際女子マラソン」、「大阪国際女子マラソン」
の出場資格になるのです。
マラソンをやっていない方だとピンとこないので、フルマラソンの完走者のタイム分布図で表現すると、2012年度にフルマラソン(陸連公認コース)を完走した人は、
◇男子約21万5千人
◇女子約5万9千人
います。
つまり、
◇男子の場合「2時間40分」以内で走ったランナーは、約0.5%(約1075人)
◇女子の場合「3時間15分」以内で走ったランナーは、約1.3%(約767人)
となり、ほんの一握りのエリートランナーが得られる栄光です。
この数字(男子の場合)は、大学入試で例えれば、同世代の人口を仮に150万人とすれば、東大の入学定員数は約3000人なので、0.2%。
感覚的には、東大と京大の入学定員数並の狭き門なのです。
「福岡国際出場タイム」は、私たち一般の市民ランナーには、ほど遠い世界なので、「そこそこ市民ランナーとしては速い」と言われるランナーが目指す数字は「サブスリー」です。
サブスリーとは「フルマラソンを3時間以内で走ること」です。
このサブスリーとなると、
◇男子で約3%(約6450人)
◇女子で約0.4%(約236人)
となり、男子にとっては、かなり現実的に目指せる数字となります。
さて、この男子市民ランナーが憧れる福岡国際マラソンは、ふつうは「とても走れるものではない」のですが、来年から「福岡市内」を走ることができるマラソンの開催が決定したという報道が2013年10月30日にされていました。
それは、「福岡マラソン」と言う大会です。
昨年まで「福岡シティマラソン」というハーフマラソンが開催されていたのですが、この大会を発展的解消する形で、「福岡マラソン」が2014年から新たに新設するのです。
ちなみに、
◇開催日は2014年11月9日
◇コースは、福岡市の繁華街・天神をスタートし、糸島市役所志摩庁舎付近でゴール
(ヤフオクドームや福岡タワーなど近代的な街並みを走り抜けた後、糸島市の海や山など自然を堪能するコース)
◇種目は、フルマラソンと5キロ(車いす部門もあり)の2種類
◇参加料はフルが1万円、5キロは高校生以上が3千円、中学生は2千円
というところまで決まったそうです。
エントリーは、抽選になるのか、先着順なのかは定かでありませんが、気候的には「寒すぎず、暑すぎず」の時期であり、人気大会のひとつになるのではないでしょうか。
どんな大会になるのか、楽しみです。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ357号より)
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