20131025日付のオリコンスタイルによると、

『タレントのみのもんた氏が報道番組を降板する』

という。


記事によると、・・・


TBSテレビは25日、報道番組『みのもんた の朝ズバッ!』(毎週月~金 前530)、『みのもんたのサタデーずばッと』(毎週土曜 前545)への出演を自粛していたタレント・みのもんたの降板と、11月第2週より両番組ともリニューアルすることを発表した


TBS広報部は、「両番組についてみの氏とも話し合いを続けてきましたが、両番組は視聴者の視線でさまざまな社会的事象や事件について、みの氏が直言するというコンセプトの報道番組であり、現在の状況やみの氏の意向を含め、総合的に判断した結果、みの氏の出演を終了することを決定しました」と説明している


◇みの氏は、1011日に次男の御法川雄斗容疑者(31)が窃盗未遂容疑で逮捕されて以降、両番組への出演を自粛していた


◇『~朝ズバッ!』は、2005328日にスタートし、今年26日には、放送2000回を超え、同局の朝の情報番組史上、最も長い番組となっていた


だという。


個人的には、一般論として、「子供が犯した犯罪や不祥事に関して、親が責任を取る必要はない」し、逆に「親が起こした犯罪や不祥事に関して、子供が責任を取る必要もない」と思う。


ただ、みの氏は、よく報道番組の中で、事件が起きると「親の顔を見てみたいものですね」といった「子育て論」「しつけ論」といった「親の責任」について言及することが多かった気がする。

つまり、今回の事件は、結果としては、書類送検となり不起訴処分となっているわけで、「犯罪」としては極めて軽い。

一般的には、このことで「親が仕事に関して辞表を提出する話ではない」だろう。

しかし、今までの「みの氏の報道姿勢」が逆に、今回のしっぺ返しとなり、降板と言う結論に至ったのだろう。


たぶん、「親の責任論」を報道スタイルとして押し出さないキャスターであれば、感覚的には、視聴者も、このままテレビに出続けて報道をしていても違和感はないが、みの氏の場合は、そうもいかない。


ただ、半分ジョークであるが、息子である「御法川雄斗容疑者の窃盗未遂容疑」について、自ら報道し、「親の顔が見てみたいですね!・・・あっ、親はオレか、こりゃまた失礼!。私が子供を甘やかせすぎました。こういう教育をすべきでした。息子が世間を騒がせて申し訳ございません」ときちんと「窃盗未遂事件を検証する報道番組」をやってのけることも、みの氏であれば、できたのではないかと思う。

逆に、そういう報道をすれば「みのさん、アッパレ」という声も上がったかもしれない。


これで、「おもいッきりテレビ」をきっかけとしたみの氏のタレント・キャスターとしての24年間に及ぶ快進撃は、ひとまず終焉を迎えたのではないだろうか。

年齢的にも来年には70歳と高齢になる。

今後は、本業の水道メーター会社の経営やバラエティ番組(ケンミンショー)や古巣のラジオ番組を中心としたタレント活動になるだろう。


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