先日、某商工会議所が主催した講演会に講師として参加してきました。
講演会のタイトルは、「環境CSR向上セミナー」で、
◇環境CSRの専門家
◇企業での取組み事例(2社)
◇環境マネジメントシステムの専門家
という立場の講師(私を含めて登壇者は5人)がお話しをさせていただきました。
集まった人数は、事務局作成のリストによると、120名ほど。
意外と、かなりの人数です。
出席者リストをざっと見ると、
◇コンサルティングや審査などの訪問で面識のある方が在籍する会社:約30社
◇直接面識のある方:約15人
◇北海道内での大手(本州系企業の支社や100人以上の組織)と呼ばれる企業:半分程度
と言う感じでした。
つまり個人的には、「積極的に情報収集に来る時間に余裕のある会社や担当者ばかりだなぁ」という印象でした。
あとで、事務局にお聞きすると、やはりそんな感じでした。
というのも、ここからは私の想像が入りますが、主催した商工会議所としても、「セミナーは会員サービスの一環」という大義名分はあるにせよ、真の狙いは「新たな会員の拡大」「有料セミナーへの誘導」が目的のはずなので「集まって欲しい企業に集まってもらえなかったなぁ」と言うのがホンネのような気がしました。
つまり、「集まって欲しい企業」(ターゲットとしている企業)・・・そうですね、人数にしたら30人前後の企業ではないでしょうか。
それより人数規模が小さいと、日常業務に忙殺されて、セミナー参加や行事参加は期待できない。また、それより大きな企業はすでに各種のセミナーに参加いただいているか、企業独自の取組みをされているので、商工会議所のあらたなサービス対象者となりにくい。
結果的には、某商工会議所の目指していた客層は集客できなかったんじゃないでしょうか。
たぶん、現状のセミナー案内の仕方では、ターゲット層は、ほとんど集客できないのでしょうね。
また、セミナーの案内をもらった企業側にも「無料セミナーの真の狙いは別の所にあるんでしょ」と内心思っているから、忙しいことに加え、相当、セミナーの内容について「目的意識」がなければ、「変に勧誘されてもタイヘン」と思うから参加動機に繋がらない。
ちなみに、当初、お聞きしていた私の持ち時間は30分程度ありましたが、実際には10分(笑)
時間を無視して「俺の話を聞け!」(笑)とばかりに、用意した資料を全て話すこともありだったのかもしれませんが、出席者にとっては、「あれ?予定時間より長くなると困るなぁ」だと思いましたので、用意した資料は殆ど説明することなく、話を終えました。
顔見知りの企業担当者さんたちは、社交辞令で「ありがさんのはなしを聴きに来ました」とおっしゃってくれましたが、私の話をメインに聞きにこられた方は実際、少なかったと思うので影響はないと思います(笑)
しかし、まじめにわたしの話を期待していた方には、申し訳のない講演会となってしまい、この場を借りてお詫びしたいと思います(汗)
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