少し旧聞に属する話であるが、酒に酔ってタクシー運転手に暴行を加えたとして20131013日に逮捕され、14日の送検後に処分保留で釈放された元サッカー日本代表MF前園真聖氏が暴行をはたらいた運転手が所属するタクシー会社もコメントが賞賛されている。


1014日付のサンケイスポーツの記事に掲載されたタクシー会社のコメントによれば、

(引用、ここから)

「本日、前園さんの代理人と所属事務所代表の方がお見えになり謝罪のお言葉をいただきました。幸いにして乗務員は怪我も軽傷で、既に業務に戻っています。前園さんご本人からも、一刻でも早く、直接お会いして謝罪したい旨のご連絡をいただきましたが、本日は乗務員も勤務明けで、本件については、示談ということで話し合いが済んでおりますので、また日を改めてお会い出来る時間を設けたいと思います」

 「前園さんは今の日本のサッカー界を作られた方です。また現在は指導者として、たくさんの子供たちにも夢を与えるお立場にある方ですので、今回の事を教訓に、今後はお酒とは上手なお付き合いをされて、ますますご活躍されることを願っています」

(引用ここまで)


運転手を殴った前園氏が有名人なので、タクシー会社もこれ以上、ことを荒立てる必要はない、と判断したのだろうけれど、暴力事件に関して言えば、加害者がいち早く社会復帰を果たすことができるのは、やはり被害者が、「今回の件を教訓に社会でますます活躍してください」と示談を含め、円満に解決することである。

客観的にも「被害者がもう騒がないでほしいし、もう水に流します」と言っていることを他人がほじくり返すのは野暮だし、「酔っぱらった上での出来事」は、日本では、なんとなく許される雰囲気がある。


酔っぱらった上でも、許されにくいのは、痴漢や準強姦など性犯罪である。

タクシー運転手との酔っぱらった上でのトラブルといえば、元NHKの人気アナウンサーだった松平定知氏の暴行事件が思い出されるが、事件後、日影に追いやられた感はあるが、ちゃんと番組に復帰している。


しかし、酔っぱらった上での痴漢事件として有名な経済学者兼評論家の○草氏やNHKの人気アナ○本氏などは、なかなかテレビ画面に復帰できていない。


酔っ払い事件ではないが、かつて乗用車での死亡事故を起こした毒舌系タレントの○竹氏も遺族が今回の前園氏のようなコメントを発表したことにより無事、テレビの世界に復帰していまも活躍している。


前園氏も、レギュラー番組にすぐに復帰はできないと思うが、所属事務所も大手だけに、早々に復帰して活躍して欲しいと思う。


それにしても、このタクシー会社、最近はやりの「車載搭載カメラ」はつけていなかったのだろうか?
ついていれば、どんなやりとりがあったのか、なぜ、前園氏が逆上して不払いからの暴行に至ったのか、コメントして欲しいものである。



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