2013年10月16日付の産経新聞によれば、
『高校野球の秋季大阪大会で、名門PL学園が「監督不在」ながら準優勝し、5年ぶりとなる来春の選抜出場を目指して19日から始まる近畿大会に出場する』
という。
確か、PL学園と言えば、今年の2月に上級生から下級生に対する校内暴力事件が発覚し、6ヶ月間の対外試合禁止処分を受けていたはずだ。
記事によると
◇現在も次期監督が決まっていない(つまり監督不在)
◇部内の上下関係の風通しを改善し、野球経験のない正井一真校長(66)が責任教諭と監督を兼ねてベンチ入りしている
◇監督不在の練習は、立浪和義氏(元中日)らと同期だった深瀬猛コーチを中心に行っている
◇試合中の投手交代や攻撃時のサインは、ベンチキャプテンの田中俊選手(2年)を中心に選手が話し合って決めている
◇6月から下級生が上級生の練習着を洗濯することを禁止し、寮関係者とPL教団のボランティアが洗濯する
などの改善が行われているという。
この改善された状況は、外部の人間からすれば、至極あたりまえの健全な高校の部活動のスタイルだと思う。
しかし、名門校といわれたPL学園はこの「悪しき慣習」を変えられなかった。
月並みであるが、やはり、
「下級生が上級生の選択など付き人的な世話をする」
「下級生が上級生に鉄拳制裁を加える」
という行為が「強豪伝統校では当たり前」の感覚で育ってきた監督や責任指導教員では変えられなかったのだろう。
野球経験がない正井校長が
「試合中はけなさないようにしよう」
「ミスも褒めよう」
と号令を掛けたことで、生徒も失敗を恐れず、のびのびと野球ができているのである。
それが可能なのも「みんなで話し合って決めた戦術」だから、「失敗しても次につなげる反省も自分達で原因を考えて対策を立てられる」のであろう。
きっと、選手たちの自主性の重要性を唱えているOBの桑田真澄投手も後輩たちの変貌に目を細めているに違いない。
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