週末は、札幌マラソン大会があり、バタバタしていたので、インターネットニュースをきちんとフォローしていなかったら、驚くべきニュースが飛び込んできました。
それは、「スケバン恐子」のコントで一世風靡したタレントの「桜塚やっくん」(本名:斎藤恭央さん(37))が2013年10月5日の午後4時50分ごろに、山口・美祢市の「中国自動車道」の下り線で、後続車両にはねられて死亡したのだ。
各メディアの報道によると、事故当時の状況は、
◇斎藤さんが運転するバンドメンバーら5人が乗ったワゴン車が中央分離帯のガードレールに衝突した
◇車は追い越し車線で止まったが、マネジャーの砂守孝多郎さんが車外に出て、携帯電話で警察に通報していた際に後続のトラックにはねられ死亡
◇そのあと車外から路上に降り後続車を止めようとした斎藤さんも、乗用車にはねられ心肺停止状態に陥った
◇斎藤さんは美祢市立病院に救急搬送されたが、5日の午後6時16分、心臓破裂のため死亡した
◇残る3人のうち、2人は軽傷を負った
という。
この事故現場は、地元では有名な「魔のカーブ」だったという。
「道路の傾斜が通常とは逆だった」という。
メディアによる地元の声によると、毎年4、5回は事故が起こっている場所で、今年はこれで4度目の事故と言う話だ。
「道路の傾斜が通常と逆」とは、具体的には、
『左右交互に何度も曲がり、丘を登り切った地点で訪れる半径360メートル、下り勾配5%の右カーブ』
『路面が真っ平らか、むしろ外側が低い『逆カント』(逆バンク)になっている』(らしい)
という。
つまり、一般的には、カーブでは遠心力が働くため、外側が高くして傾斜をつけて車体が遠心力で外に飛び出さないように設計されているが、このカーブは外側が低くなっているため、カーブで運転手だった桜塚さんが想像する以上に、外に振られ、中央分離帯に激突したのであろう。
車が止まった箇所が、「追い越し車線」で、かつ、「カーブ」だったため、余計に、後続車からは「事故車の存在」がわかりずらく、マネージャーと桜塚さんははねられてしまったのだろう。
結果論であるが、後続車を止めるためには、
◇発煙筒を焚く
ことが必要だっただろう。
あるいは、素早く、走行車線側の路肩の、しかも、見通しの良い場所まで移動するべきであったのだろう。
◆道路の設計の見直し(逆バンクだった場合)
◆カーブのある追い越し車線での事故の場合の対応手順
については、今後、改善・認識するべきなのであろう。
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