2013985時過ぎ(日本時間、現地時間は717時過ぎ)に2020年の夏季オリンピックの開催地が東京に決まった。

東京での開催は1964年以来なので、56年ぶりの開催となる。




結果からみると、第1回目の投票が、


◇東京 42


◇マドリード 26


◇イスタンブール 26




2位を決める(落とす3位を決める)2回目の投票が、


◇イスタンブール 49


◇マドリード 45




候補地を決める3回目の決選投票が、


◇東京 60


◇イスタンブール 36




となり、東京が圧勝したことになっているが、「タラレバ」で考えると、「東京とマドリードの決選投票」となったら、2都市は、もう少しせったのではないかと思う。


投票時点でのマドリードの最大の誤算は、「1回目の投票で、イスタンブールと同数になって3位を決める決選投票になったこと」である。


こうなってしまうと、東京票がイスタンブールに流れ、今回の結果になったということだろう。




あと、「結果よければすべてよし」的に、日本の最終プレゼンは、メディアを中心として、評価されている。


確かに、見る者(IOC委員)を引きつけるオーバーアクションや豊かな表情は、ロンドン五輪、リオデジャネイロ五輪招致に成功したイギリス人コンサルタント(ニック・バーレー氏)のアドバイスのおかけでであろう。




ただ、私には、「攻めは強いが守りは弱い」と感じた。


悪口を言うわけではないが、経営者としてミズノの元社長である水野正人氏(東京五輪招致委員会副理事長)は私は評価している。


しかし、プレゼンを見る限り、典型的な「アピールはうまいが人の話をちゃんと聞けない経営者」の典型だ。




質疑応答で、コンパクト五輪をアピールした東京に対して、「選手村からの具体的なアクセス方法」を聞かれたのに「日本の交通網の正確性は世界一」的な回答で、「それじゃ、質問者の聞きたいことの回答にはなってないぜ」とテレビの前で、突っ込んでしまった。


(さすがにこれではヤバいと思ったのか、猪瀬都知事が日本語で補足していた)


水野氏に限らず、安倍首相の回答もイマイチ。


みな、一生懸命にリハーサルを繰り返し、「攻めパート」は、ほぼ完璧だったが、「守りパート」は50点じゃないかと思う。




話はそれるが、日本での五輪開催は、冬季も含めると、2020年の東京開催で4回目となる。


過去の聖火者は、


1964年の東京五輪(夏季) 坂井義則氏


1972年の札幌五輪(冬季) 辻村いずみ氏、高田英基氏


1998年の長野五輪(冬季) 伊藤みどり氏


であった。




伊藤みどり氏は、1992年開催のアルベールビル五輪のフィギュアスケート女子の銀メダリストだから、「なるほどね」であるが、東京の坂井氏、札幌の辻村氏、高田氏は「なぜ選ばれたんだろう??」と昔から疑問に思っていたので、調べてみました。

すると、坂井氏の場合は、誕生日が「194586日」。


つまり「広島原爆投下の日に生まれている五輪選手」という理由らしい。


つまり、当時、敗戦から19年経過していたが、やはり「初のアジア開催」「平和の祭典」の象徴として,坂井氏が選ばれたのであろう。




辻村氏(フィギュア選手)と高田氏(バレー選手)は、当時札幌市内の高校1年生。


「未来の五輪候補」として、地元高校生を最終聖火者にしたのだろうか?




2020年の最終聖火者は、どんな理由で、誰が選らばれるのだろうか。


「東北復興」という観点で、最終プレゼンでも大活躍したパラリンピック陸上女子幅跳びの「佐藤真海氏」という可能性もあるのではないだろうか。

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