先日、学生時代のアルバイト仲間(アルバイト先では先輩)と久々に再会しました。
この方はとは、わたしが学校を卒業した後、社会人の駆け出しの頃に一度あったきりで、あとは年賀状のみの付き合いである。
だから、約20年ぶりの再会だった。
きっかけは、このアルバイトの先輩が、仕事で何か調べ物をしていた時に、わたしが検索され「どこかで見た顔だなぁ・・・あっ!これは!!」ということで、連絡をいただいたのだ。
こういう連絡が来た時は、まさに「今でしょう!」の勢いで会わないと、いつまでたっても「いつか、飲みましょう!」となってしまいます。
久々の再会で、お互い開口一番、「大きく変わってないよね」でした。
同級会で女性は、容姿ががらっと変わっているケースもあり、一瞬「だれ?」とわからないケースもありますが、このバイトの先輩は、ほぼ当時のままの容姿でした。
飲みの席では、当時の思い出話に花が咲きました。
アルバイト先は、某鉄道会社の路線バス部門。
話題になったのは、ローソンなどアルバイトスタッフが、業務用アイスケースや業務用冷蔵庫の中やハンバーガーのバンズに横たわる写真で、そのお店が閉店に追い込まれる「今が旬」の話しである。
25年近く前の話なので、「時効」と思って少し話してしまうが、当時、わたしたちが働いていたバス会社の営業所では、
◇二日酔いで口臭が酒臭い運転手
◇乗務終了後の営業社内での飲酒(通勤はマイカー)
はよく見かけたできごとだった。
しかも、運行を管理する立場の事務社員も、酒好きが多く、机の引き出しにお酒の瓶が入っていて、執務室で業務中に、引き出しからこっそりお酒をとりだし、目立たぬようコーヒーカップにお酒を注いで飲む・・・というシーンをアルバイトのわたしたちはしばしば目にすることがあった。
また、アルバイトも、車庫に入っているバスに忍び込んで、仲良くなった系列のバスガイドさんと××なことをしている人も稀にいた。
また、アルバイトにも、バス会社の乗務員としての制服が貸与されていたが、持ち帰ったものもいた。
今の時代なら、ネットオークションなどに出品され、すぐに問題になったに違いない。
その他にも、ここでは書けない出来事が社員にも、アルバイトにもたくさんあり、ある意味、バレても、半分目をつぶって許される「おおらかな時代」であった。
今の時代のように、アルバイトも含めてコンプライアンスの概念が厳しい時代だったら、社内懲罰どころか、法律違反にも相当する出来ごとである。
また、インターネットやデジタルカメラが発達していたら、その情報は、今の時代のように、確実にSNS(ブログやフェイスブック、ツイッター、ミクシィなど)に投稿され、大騒ぎになり、社会的制裁を受けていたに違いない。
比較対照するものではないが、内容的には、「アイスケースで寝っ転がる」より、相当ヤバい。
正直、アイスケースやバンズに寝転ぶ写真が撮られたお店は「閉店」となってしまったが、おそらく、衛生的には、物理的、化学的にはまったく問題ないだろう。
しかし、今の時代は、「そういう問題ではなく世間の声でアウト」なのだ。
そんなアルバイトの先輩とわたしは、お互い、現在、企業内で「コンプライアンスを管理」する部門にいたり、企業向けの講習会を行う立場である。
つくづく「リスクマネジメント」に関しては、管理が難しい時代になったなぁ、と昔を思い出しながら、しみじみ語り明かした時間でした。
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