2013年8月6日付のオリコンによると、「歌手で女優の小泉今日子演じる天野春子が歌うNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の挿入歌「潮騒のメモリー」(7月31日発売)が、初週7.8万枚を売り上げ、8/12付週間シングルランキングで初登場2位を獲得した」という。
この記事では、
◇小泉今日子さんのシングルTOP3入りは、1993年2/22付で3位になった「優しい雨」(1993年2月発売)以来20年半ぶり
◇「潮騒のメモリー」のデイリーシングルランキングでは、3位(7/30付)、2位(7/31付)と推移し、3日目の8/1付で初首位を獲得し、8/3付まで3日連続で1位を続けていた
◇小泉今日子さんのTOP10入りは「月ひとしずく」(1994年11月発売・最高位7位)以来18年9ヵ月ぶり
◇原由子の25年10ヵ月ぶり、坂本冬美の21年ぶり、美空ひばりの19年10ヵ月ぶりに続く女性アーティスト歴代4位に相当する記録となった
という。
わたしのまわりでも、すでに「潮騒のメモリー」を購入している人も多く、この勢いはうなずけるし、実感している。
小泉さんは、40代前後の世代にとっては、絶対的アイドルでしたから「話題性もあるし、懐かし~、聴きてぇ~」となっているんでしょうね~。
ちなみに、「ひさびさのトップテン入りベスト3」の原由子さん、坂本冬実さん、美空ひばりさんについて、ちょっと調べてみました。
「原由子さんの場合」
◇25年10ヶ月ぶりトップ10
◇2009年8月31日付「夢をアリガトウ」(8月19日発売)(最高位5位)
◇前作トップ10は1983年11月7日付「恋は、ご多忙申し上げます」(最高位5位)
◇「夢をアリガトウ」は日テレ系ドラマ「赤鼻のセンセイ」の主題歌
「坂本冬美さんの場合」
◇21年ぶりのトップ10
◇2009年3月29日付「また君に恋してる/アジアの海賊」(2009年1月発売)(最高位9位)
◇前作トップ10は1989年4月3日付10位のシングル「男の情話」(最高位10位)
◇「また君に恋してる」は、ビリー・バンバン
の楽曲のカバーで焼酎『いいちこ』のCMソング
「美空ひばりさんの場合」
◇19年10ヶ月ぶりのトップ10
◇1989年9月11日付「川の流れのように」(1989年1月発売)(最高位9位)
◇美空ひばりさんのラストシングル(遺作)150万枚のミリオンセラー(自己2番目のセールス)
こうして「ひさびさのトップ10」を比較してみると、今回の小泉さん、原さんのヒットは「ドラマとのタイアップ」、坂本さんは「CM」、美空さんは「遺作」とヒットとなる要素があった。
しかし、逆に言えば、これらの4人は「日本人なら誰もが知っているアーティスト」ではあるが、「ヒットとなる話題性」がなければ、「大ヒットに繋がらない」とも言えるわけだ。
話題は少し逸れるが、「作家」の世界では、原稿料や印税だけで食べている人は「約50人」しかいないのだと言う。
つまり、「50人以外の作家」は、原稿料や印税以外のテレビ出演料など別の収入でメシを食っているわけだ。
歌手も含めて「有名人=売れっ子」というわけではない。
やはり、芸能人、文化人と言われる世界で生きていくのは厳しい世界なのである。
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