ある人が、IT(情報技術)に詳しい人に「ホームページの作り方を教えて欲しい」と相談したら、HTMLを覚えないとダメだとか、ファイルフォーマットだ、テキスト形式ファイルがあーだ、・・・などの説明を延々とし始めたという。
最初は黙って聞いていた人が、途中で、話している内容がチンプンカンプンで、うんざりし始めて、「ITの本質を覚える気はないんだ、使い方だけを教えて欲しい」と相談した人に言ったらしい。
一般的に、私たちは、「道具として使いたい」だけで、それ以外に興味が無いことは「やり方だけ教えて欲しい」と考える。
「自動車の運転」に例えれば、「移動の手段として車を運転したい人」にとって、レシプロエンジン(ガソリン)、ディーゼルエンジン、ロータリーエンジンやハイブリットといった「エンジンの種類」から覚えたいという人は、カーマニアでない限り稀で、「交通法規とエンジンの掛け方やアクセルとブレーキとクラッチの使い方」をまずは知りたいだろう。
手作り料理にめちぇめちゃ凝っていなければ、「ビーフシチューを作って食べたい」時に、デミグラスソースの作り方から「教えて欲しい」という人よりは、「デミグラスソースは市販のものを使うからそれ以外のレシピを教えて欲しい」と考えるだろう。
私の仕事は「経営改善」や「経営計画・管理」を身に付けて、組織が成功し続ける体制作りの支援をすることである。
しかし、上記の例えばなしと一緒のことを「組織論の本質について関心のない人」にも、「教え込もう」としている時があるのかな、と思う。
そもそも論でいえば「ものごとの本質を理解すること」そして「仕組みを理解し、やり方を覚え、状況に応じて、仕組みを自ら改善する能力」を持つことが大事ではある。
しかし、すべての人にそれを求めることは、スーパーエリート集団の組織であれば別であるが、一般的には不可能である。
つまり、、「やり方さえ知っていればいい」というケースもあるのだ。
(もちろん、全員が全員「本質を知らない」となると、組織の自主改革・改善能力はなくなってしまうが)
指導者サイドは、このような「本質の理解が絶対主義」になっているケースが多々ある。
わたし自身としても、「理想」と「実際はケースバイケース」があると再認識し、指導をする上で自戒していきたいと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ337号より)
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