2013712日付のマイナビウーマンが「ランニングのしすぎは運動をしない「干物女子」と同じ!?45km/週以上は走りすぎ」というタイトルの記事を掲載していました。


記事によると、


◇有酸素運動はダイエットに最高の運動法だけど、実は長距離ランニングは身体に悪影響を与えていた


1週間に45km以上走っているランニング好きなアナタは「走りすぎ」


◇週45キロ以上は、全く運動をしない「干物女子」と同じ健康状態にある


◇運動後に身体が行う「筋肉作り」に十分な時間を与えてあげないことで身体は逆に毒素(疲れ)をため込んでしまう


◇マンドロラ医師は「心臓病の最大の原因は心臓の炎症を起こす事にあり、長距離ランニング後の心臓は軽い炎症を起こしている状態にある」と述べている


という。


45キロ」が「妥当な数字なのかどうか」は別であるが、この説は、一理ある。

特に「筋肉づくりに十分な時間を与えてあげていない」は、理屈としてはわかります。

また、「心臓病の原因となる心臓の炎症」も感覚的にはわかる気がします。

また、ある説では「人間の一生の心拍数は決まっている」そうで、マラソンは「心拍数が上がる」ので、自動的に「寿命を縮めている」という話もあります。


ただ、「45キロのランニング」は、消費カロリーにすると、体重60キロの場合、2700kcal

2700kcalは、中学や高校で運動系の部活に入っていれば、2日程度の部活の運動量です。

運動系部活にいれば、競技者志向の部活でなくても、週に5回は練習をするでしょうけれど、「不健康」や「発育不良」の中高生が多いとは全く思いません。


また、走った後に、プロテインを摂取する、バランスのとれた食事をする、といったケアをきっちりすれば、「からだの休養」は十分です。

もちろん、シロウトが「週に200キロ以上の走り込み」ともなると、消費カロリーはトータルで「週に12000キロカロリー」(体重60キロの場合)にもなるから、これは成人男子のまるまる5日分の摂取カロリー相当となり、失われるミネラルなど栄養素も多いから、しっかりした食事が必要だ。

また、筋力の回復にも時間を要するだろう。

プロ、あるいは準プロアスリートは、極論を言えば「命を削って自分の限界に挑戦」しているのだから、確かに、これと同じようなことを市民ランナー(ジョガー)がやったら「健康を害する」ことは理解できる。


しかし、一般市民ランナーの多くは、月間150300キロ程度の走行距離であり、この記事のデータにある「週45キロ」は、×4週で考えると「月間180キロ」になるから、「平均的な市民ランナーの月間走行距離」に相当する。

月間150300キロは、1日あたりに換算すれば、300600キロカロリーしか消費していない。


このカロリーは、「ケーキセット」あるいは「菓子パン2個弱」であり、正直、筋力の疲労と回復は、よっぽど、健康を害している人でない限り、十分な睡眠と通常の食事で回復する。

そして、多くの一般的市民ランナーは、見た目も健康体で、健康状態も便通などお通じもよく、良好な方が多い。

つまり、記事にあるような「まったく運動をしない干物女子と同じぐらいの健康状態です」というデータには、賛同できない。


この記事では、最も効果的な運動法は「短時間に心拍数を上げる運動」だという。

確かに、短時間に凝縮させた運動法は、体脂肪が効率的に消費される。

しかし、だからといって、「ジョギングは関節や筋肉の回復が間に合わない」には、必ずなるものではない。


ただ、人には「向き不向き」がある。

走ることで「爽快だ」と感じる人もいれば、「運動強度の高い運動で達成感」を感じ「よい精神状態」を保つ人もいるだろう。

また、効率よい脂肪燃焼で、体脂肪率の低減が運動のモチベーションになる人もいる。

要は、自分にあった運動法や健康法を見つけ、継続することが大事なのであろう。



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