2013年7月9日付の毎日新聞によると、
『米カリフォルニア州のサンフランシスコ国際空港で起きたアシアナ航空機の着陸失敗事故で、サンフランシスコ市消防局のデール・カーン副局長は8日、記者会見し「死亡した中国人高校生2人のうち1人が現場に急行した我々の消防車両にひかれた可能性がある」と述べ、内部調査に着手した』
という。
記事によると、米国家運輸安全委員会(NTSB)のハースマン委員長も、脱出時のビデオ映像を解析し、事実関係を調べているという。
ただ、
「消防車両との接触があったとしても、自力脱出後なのか、機外へ投げ出された後の2次被害なのか、死亡との因果関係が現時点では明確でない」
という見方を示唆したという。
もちろん、この事故のポイントは、操縦士の操縦ミスが原因なのか、それとも、機体自体のトラブルなのか、「事故の原因究明」が焦点となることは間違いない。
しかし、仮に、「消防車との接触が死亡に繋がった主原因」だとして、自力で脱出した時点ではまだ、生存していたとしたら、遺族は何とも言えない気持ちであろう。
「緊急事態で、救急隊も必死だから・・・」と感情面では「仕方がない」と言える気もするが、ただ、いくら、緊急性を有していたとはいえ、航空機事故・火災における消火手順について反省し、見直すべき点もあると考えることもできるのであろう。
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