4月に、1年に1回の定期的に受診している健康診断がありました。
わたしが健康診断で利用させていただいている「健康診断専門のクリニック」とは、途中、検診をサボってしまった歳もありましたが、かれこれ10年以上のお付き合いになります。


私の中でのクリニックの主な選定基準は、
1)自宅から近いこと
2)病院のマネジメントシステムが構築されていること
3)業務手順が確立されており、継続的にサービスの質を改善する体制があること
などです。


健康診断の場合、「価格」や「検査項目」はどこでもほぼ一緒なので、あとは、訪問するたびに「色々と工夫してサービスがよくなっているなぁ」と実感できるところにしたい、と思います。
1
年に1回のことですが、やはり、気持ちよく受診したいですからね。


ただ、一般的に、上記「2)、3)」については、サービス(健康診断)を数回受けなければ、実感としては判断がつきません。
そこで、10数年前に「選択の指標(調達基準)」としたのが「ISOマネジメントシステム認証を取得しているか否か」です。


ちなみに、わたしが利用するクリニックには、「ISOの認証書」がロビーに掲示されています。
実際、訪問するたびに、改善がされているので「今年はどこが変わった(よくなった)のかな?」とチェックするのも楽しみのひとつです。


今年は、

◇検便のサンプル採取用のシートが加わった

◇尿の採取が事前採取(当日の朝いちの尿)に変わった

◇肺活量の測定時に鼻栓をするようになった

などです。


健康診断後に利用する「食堂」もいろいろと改善されていました。
外部のチェックが入ることを上手く活かせば、組織は活性化するんだよなぁ、と思います。


ただ、とりわけ継続的な取引を企業(組織)とする場合、B2B(ビートゥービー:企業間取引)では、半ば「取引先の選択基準として常識になったマネジメントシステム認証」ですが、B2C(ビートゥーシー:企業と一般消費者との間で取り交わされる取引)では、ほとんど「取引先の安心感の指標(選択基準)」となりえていない。


その理由のひとつは、「今後、継続的なお付き合いをしていく上での安心感より「今」を重視」しているからだろうう。

マネジメントシステム認証企業は、もっと積極的に外部に「継続的な改善の実情」をアピールすべきであるし、私たちも、マネジメントシステム認証されている企業の価値を理解して、積極的に取引先の選択の指針のひとつとして利用すべきであろう。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ329号より)



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