2013年4月15日に開催された第117回ボストンマラソンの競技中に発生した、いわゆる「2013年ボストンマラソン爆発事件(連続テロ事件)」の余波がアメリカだけでなく、日本のマラソンイベントにも影響が出ているという。
ボストンの連続テロ事件(14:45分ごろ発生)では、4月16日の時点で3人が死亡し、183人が負傷したと報道されている。
183人のけが人のうち、少なくとも10人が手足の切断を余儀なくされたと言うから、大惨事になってしまったわけだ。
このテロ事件については、日本の報道・情報番組が連日放送しているが、犯人とされる兄弟(兄は死亡)の動機は、未だによくわからない。
ただ、爆発発生時は、ゴール付近に設置されていた記録用の時計が「4時間9分43秒」を指していたそうで、例年、ボストンマラソンでは、最も多くのランナーがゴールする時間帯なので、まず間違いなく「爆発の影響が大きくなる時間帯」を狙った犯行だったのだろう。
この事件をうけて、毎週、どこかで開催されている日本国内のマラソンイベントも、警備を強化しているという。
ちなみに、日刊ゲンダイによれば、東京都内で5月に開催されるマラソンイベントは20大会以上あると言う。
ランニングイベントの主催や主管が自治体が担当する大きな大会は、警察や消防の職員が総出で警備に当たることができるが、スポーツクラブや愛好家などのグループが主催するイベントにおいての警備は、警備会社とボランティア頼みとなる。
ただ、マラソンイベントは基本的に、土日祭日に開催される。
土日祭日の警備員の日当は、都内の場合、15000円程度かかるという。
つまり、ボランティアが集まらず、警備員を30人手配するとなると、その費用は、約45万円必要になる。
大会エントリー費が仮に3000円として、参加者が2000人だとすると、エントリー代として集まる金額はざっくり約60万円。
大会スポンサー料が殆ど見込めない大会だとすると、その他の経費もあるから、おそらく「赤字運営」となるだろう。
マラソン以外に多くの人が集まるイベントでも、警備が強化されることが予想されるだろうから、ボストンマラソンでの連続テロ事件の影響は、海を越えた日本においても影響大なのだ。
話は、ガラッと変わりますが、4月21日に開催された長野マラソンで優勝し、今夏の世界陸上モスクワ大会での代表が確実視されている公務員ランナーこと川内優輝選手は、7月末までに、12レースに出場する予定だと言う。
5月は、5月4日に埼玉県の春日部大凧ハーフマラソンに出場し、翌日(5月5日)、札幌で開催される日刊豊平川マラソンにも「連チャン」で出場すると言う。
わたしは、昨年「中1日」で「ハーフマラソンの連チャン」を経験しましたが、2レース目は「なんでこんなに走れないの?」というぐらいからだが動かず、1レース目より2レース目は5分程度タイムが悪かったです。
また、川内選手は、12レースのうち(ほとんどがハーフマラソン)、フルマラソン以上にも、6月2日のJAL千歳国際マラソン(北海道千歳市)、6月16日の隠岐の島ウルトラマラソン(50キロ)、7月7日のゴールドコーストマラソンに出場予定だという。
去年の7月は士別ハーフと釧路湿原30キロで北海道に川内選手は来られていたが、今年はどうされるのだろう??
去年までは「非常識」と言われてきた川内選手の調整法であるが、結果も伴っており、今後、長距離界では、スタンダードになるのかもしれない。
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