2013327日に、ライブドア事件で服役していた堀江貴文氏が、仮釈放された。

27日に千代田区のドワンゴコンテンツで記者会見を行った映像は、ニュースで繰り返し流れていたので、多くの人がみているが、おそらく、殆どの人の感想は、

◇痩せたよね~

◇考え方や受け答えが大人になったよね~

ではないだろうか。


私は、週刊誌で連載されていた長野刑務所での日記と書籍化された本「刑務所なう」を読んでいたので、堀江氏の様子や容姿についてある程度、想像がついていた。

しかし、実際に映像で見ると、やはり、驚きました。


ただ、マスメディアでは、「堀江氏は変わった」と評価していますが、わたしは、「元来の堀江氏の姿がこれ」だと思います。

つまり、簡単にいえば、「振興注目企業のやり手社長」という役割を最大限に演じてきただけなのだろうと思うのです。


そのキーワードが記者会見での「興味の無いことに一生懸命になるとろくでもない」という趣旨の発言です。

堀江氏の興味があるテーマは、収監前は「宇宙ビジネス」、そして、収監後は、それに加えて「元受刑者が社会生活を送れるような支援(社会貢献)」と「ニュース批評」である。

私の想像では、「宇宙ビジネス」はもともと関心のあったこと、「社会貢献」は収監された経験を通じて関心が深まったことで、「ニュース批評」は、自身がメディアに取り上げられることで、メリットとデメリットを日本で一番経験したことから関心が高まったのでしょう。


つまり、堀江氏が生業にしていた「IT関連ビジネス」は、本来、堀江氏の関心外の仕事で、おそらく「企業価値を世界一にするための手段」として選択しただけの話であろう。

したがって、「企業経営者としての一線」を退いた今、「本当に興味・関心があることに残りの人生は捧げよう」というのは真っ当な考えである。

逆にいえば「理念なき企業価値の向上」のみを追求すれば「キケンでロクなことにならない」と言うことを、身をもって実感しているのが堀江氏なのである。


堀江氏に関しては、ブログ、ツイッターは収監前からフォローしていたが、仮釈放後には、収監前に申請したfacebookの「友達承認」も、28日付で早速していただいた。

堀江氏の今後の動向に注目したいと思う。


【2013年2月14日発売!】
『ちょロジ ニュースで学ぶ
7つの思考法』(パブラボ刊)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4434176552/bloglogcom-22/ref=nosim/



【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html