通常、人は、仕事でも、プライベートでも、何か「失敗」をすると、反省をする。

その目的は、「2度と同じような過ちは犯したくないから繰り返さないようにしよう」である。

反省するためには「なぜ、そのような失敗が起きてしまったのか、原因を探る」ことが第一歩である。


これが、「1年単位」になると、お正月に多くの人が決意する「今年の目標」である。

「夢のようなとても到達しないような大目標」を立てる人もいるが、「一歩ずつ着実に」と現実的に捉えるならば、「前年度の結果」をベースにして、その年の目標を立てるのが定石だろう。


お正月に立てる「今年の目標」について、もう少し分解すると、

◇昨年できなかったことを今年は達成したい

◇昨年できたことを今年も継続したい

◇リスクや脅威に備えたい

といった内容を実際には頭の中で浮かべているだろう。


これらの「今年やりたいこと」や「今年やらねばならぬこと」といった『反省(振り返り)』をする上で、考えの抜け、漏れ、見落としなく、実施するためには、どうすればよいか?

それには、『反省』するための「インプット情報」と「アウトプット項目」を決めておくことである。


「反省するために必要なインプット情報」とは、例えば、

◇前年度の目標と目標達成のための活動に対する達成度

◇日常生活と日常の業務活動における重要なバロメーターの状況

◇目標の未達成理由、失敗や成功事例、重要なバロメーターの分析結果

◇他人からの意見、指摘など

◇日常の中でのミスや失敗などの見直し状況

◇自らを取り巻く環境の変化

などである。


また、「反省するために必要なアウトプット項目」とは、例えば、

◇方針や目標の見直しの必要性

◇仕事や日常の活動方法の見直しの必要性

◇今年度の目標や活動を実施するために必要な資源の必要性

などである。


このように、『1年の反省と次年度の計画』を体系的に捉えると、かなりヌケモレの少ない本来やるべきことが含まれた精度の高い「今年の目標」が設定できるであろう。

よく、「夢や目標は真に願えば叶う」という人がいますが、「単に願っているだけ」では、まず叶うことはないでしょう。

「叶う」人は、これらのインプットとアウトプットを知らず知らずのうちに頭の中で考えて、そうなるように知らず知らずのうちに「反省」して「行動」に移しているのでしょう。


中小零細企業では「経営者の感覚」で上記のことを多くの企業が実施しているはずです。

しかし、会社が大きくなり、従業員が増えると、社内や株主に対して「なぜ、そのような目標を計画したのか」といった説明責任が生じます。

しかし、適切なデータ分析結果が上がらない仕組みだと、体系的に説明責任を果たした「反省」をしているつもりでも、結果的には「場当たり的な決定・指示」となってしまい説明責任を果たさないのだ。

以上のような観点より、

◆ヌケ・モレなく適切な翌年の目標を立てたい

あるいは、

◆なぜ、そのような今年の目標を立てたのか外部にちゃんと説明したい

という場合は、上記のような手順で『1年の反省と翌年の目標』を計画することをお勧めしたい。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ246号より)


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