2013319日付の毎日新聞によると、

2月の大分市議選(定数44)で初当選した九州初の覆面プロレスラー議員、スカルリーパー・エイジ市議(44)が覆面着用での議場入りを認められていない問題で、市議会は18日の本会議で覆面入場の可否を採決し、反対41、賛成1で認めないことを正式に決めた』

ことを報じていました。

記事によると、

◇エイジ市議は「筋を通してきたが、このままでは仕事ができない。議会のおかしな体質は明らかにできた」と議場と委員会室では覆面を脱ぐ考えを示した

という。


議会が「覆面着用」を拒否している根拠は、議会会議規則145条の「帽子の類いを着用してはならない」という規定だ。

今までも、岩手県議だったプロレスラーのサスケ氏など、覆面議員は「私の顔です」と主張してきた経緯があるが、個人的には、無理があるだろうな、と思う。

例は違うが、コンビニエンスストアなどお店に入る時に、フルフェイスのヘルメット着用は禁止だ。

それは、防犯上の理由であるが、「覆面議員」が、コンビニに入店する時に覆面着用であれば、私が店主であれば、覆面客と仲の良い友人でない限り「入店を拒否」するだろう。


つまり、レスリング会場、イベント会場などにおいては「覆面レスラーの覆面は顔の一部」であると思うが、一般社会においては「やはり顔の一部ではない」のだ。


ただ、議会場入場拒否問題を「品位の問題」と主張する人がいるが、これは、また違うのではないかと思う。

だいいち、「選挙ポスター」も「覆面姿」で撮影しているわけで、有権者はエイジ議員の「覆面姿を不快に感じて(要は議員として品位が無い)」いれば、投票しなければいいのだ。

しかし、エイジ議員は当選した。

つまり、品位問題については「主観的な問題」であり、当選したことで、多くの有権者に「品位を損なうわけではない」と信任されたと考えるべきである。


ただ、興味本位でいえば、「覆面を脱いだエイジ議員」を早く拝顔してみたいものだと思う。


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