私が幼少の頃から、つまり40年近く前から「情報化社会の問題点」が社会学者を中心として言われ続け、実際、今になってみると、現実的になっていることも多い。
当時、言われていた情報化社会の問題点は「多くの情報をどのように取捨選択して、信頼性のできる必要な情報を拾い出して、ものごとを的確に判断していくことができるか」だった。
実際問題、問題点が叫ばれていた当時から数十年が経過し、これほどまでに、個人単位で、インターネットなどを通じて自由に情報を発信できるようになるとは思わなかった。
昔は「新聞や本、雑誌」といったメディアは、大資本をもった新聞社や出版社専門の媒体であった。
しかし、いまでは、インターネットを使えば、殆どコストも掛けずに、「いち個人」が情報入手から僅かな時間で情報の発信が可能である。
ただ、その結果、
◇事実誤認の情報や嘘やデマが飛び交う可能性
◇時として「事実誤認情報」が爆発的に広まる危険
◇類似の模倣犯
が発生することにもなった。
話は逸れますが、わたしは、昨日で「アラフォー」とバイバイし、今日から「アラフィフ」になってしまいました。
誕生日にまつわるエピソードなのですが、先日、あるSNS(ソーシャルネットワークサービス)で、私の友人が「私が、ロウソクがたったケーキを持っている写真」をアップした。
すると、私の友人たちから「お誕生日おめでとう!」と一斉にコメントや個人的にメールが入ってきた。
(実際は、まだ誕生日ではなく1週間前)
「ロウソクが立ったケーキ写真」の説明には、「まだ早いですが、ありがさんの誕生日祝いもしました」という友人の説明文章も載っているのですが、おそらく、多くの人が「文章は見ずに写真のみで判断」したのでしょう。
そして、誰かが「お誕生日おめでとう!素敵なバースデーをお過ごしください」というコメントをした途端、それを見た別の知人が、「正しい情報」と信じて、また、情報発信する・・・というサイクルになって情報がどんどん拡散したのでしょう。
このエピソードは、別に実害のある話ではないのですが、その時感じたのは、社会的ニュースや芸能ニュースもこうして「事実誤認の情報が拡散する」ことがあるだろうし、「静止画や動画が普及した今は文字より画像情報で人はものごとを判断する影響力が強い」ということだ。
すっかり、最近はニュースにならなくなったが、「尼崎連続変死事件」で主犯とみられ、留置場で自殺した角田美代子被告の「誤った顔写真」がどんどん拡散したのも似たような状況なのだろう。
つまり「赤信号みんなで渡れば怖くない」現象で、誰かの行動に乗った方が責任感がなくて楽ですもんね。
私自身が経験した「誕生日にまつわるエピソード」は大した話でないですが(笑)、このケースなど、私の経歴情報を同じ画面から「ワンクリック」するか、あるいは「検索サイトで少しの情報収集」をすれば、「ありがさんの誕生日は今日ではない」とわかる話であるが、その労をいとわないのが、情報社会の特徴だ。
自分を含めて「情報が正しく確実なものかどうかを確認する習慣」を身につけないとダメだな、とあらためて実感できた出来事でした。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ321号より)
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