「高学歴な親はなぜ子育てに失敗するのか」(小林公夫著 中公新書ラクレ)

http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106093539/subno/1

によると、「高学歴な親にありがちな子育てに失敗する理由」があると言う。

本書によると、「失敗する10の理由」は、

1)「家柄・血筋」は万能であると信じている

2)過干渉であるのに、それに気づいていない

3)勉強以外のわが子の才能に目を向けない

4)恵まれた環境に甘えて脆弱な子育てをしてしまう

5)一般社会の常識とのギャップに、親も子も気がつかない

6)「私の子どもが馬鹿であるはずがない」

7)知育優先で、しつけを軽視してしまう

8)情報に流されて自分で分析できない

(公立は悪と決め付けている)

9)「公立は駄目だから私立」という意識

(公立私立よりも子どもに合った環境を選ぶべき)

10)子どもの目的意識の欠如に気づかない

(親の期待に応えると親が喜ぶから子どもが頑張っている)

だという。

したがって、高学歴な親の子育てのポイントとしては、

◆木の上に立ち子どもを見守りなさい

 ・親の目に届く範囲でしか活動しない子どもは社会性が身につかない

 ・親が放っておいても子どもはたくましく立派に育つ

◆子どもを遊ばせる

 ・子どもは遊ぶ時間を持たなければ、他者との関わりが決して学べない

 ・父親と一緒に遊ぶことでも子どもは学べることがある

◆「覚える」「できる」「わかる」の3つの段階

 ・覚える、できるは子ども自身にしかできない

 ・わかるは他人が手伝ってしまうと子どもはわかった気分になってしまう

 ・苦労して手に入れてものはずっと自身の経験として残る

◆人脈を広げる

 ・さまざまな優れた人に出会える機会をつくってあげる

 ・できるだけ多く出会うことで、選択肢もチャンスもことを教えてあげる

◆ブランドをなぜブランドなのか理解させる

 ・一流品だけではなく、極端に安いものも与える

 ・なぜ一流品は一流品なのか、それにかかっている手間を教える

◆期待はずれだと思ったら

 ・親が性急に結果を求めすぎているから期待外れと感じている

 ・勉強ができる価値を最上位に置かない

 ・わが子がどの分野に高い能力を持っているのか見極めて進む道を見つけてあげる

という心掛けが必要なのだそうだ。

(※上記は、ビーカイブから引用)

読後の感想としては、このことは、なにも「高学歴な親の子育てに限ったことではない」と思った。

「親の目に届く範囲でしか活動しない子どもは社会性が身につかない」

「苦労して手に入れてものはずっと自身の経験として残る」

などは、まさに、自分自身のこれまでの人生経験においても「そうだよなぁ」と実感する。

でも、高学歴な親に向かって、この本を「読んだら参考になるよ」と言ったら嫌がられるだろうなぁ、と思う。

たぶん、本の主張には、多くの点で同意すると思うが、「自分は、失敗例のような育て方をしている」という自覚を持つ人はほとんどいないだろう。

何事でもそうだけど、「私のやり方、間違っているのかな?」という振り返りする謙虚な気持ちが無ければ、「気づき」は生まれることはないのである。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ320号より)


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