大阪市立桜宮高校の男子生徒が体罰を受けた翌日に自殺した問題で、橋下徹大阪市長は1月10日の記者会見で、「常識的に因果関係がある。体罰が(自殺の)原因だ」と発言したという。
個人的は「まさにその通りだろうな」と思う。
当初は、「生徒の心の弱さが原因」、「キャプテンを顧問が叱咤するのは当然で体罰ではない」とワイドショーでコメントする論調も僅かにあった気がするが、状況が明らかになるにつれて、「事故ではなく事件」であり「スポーツ強豪校に潜む構造的な問題」と考えるのが妥当であろう。
現在の学校において生徒に手をあげることは、たとえ「ビンタ一発」でも体罰と定義され禁止されている。
あくまでも個人的な意見である。
しかし、わたしは、指導論のひとつとして「目を覚ませ!」的な「ビンタ一発」は、体罰と考えないが、報道されているように「30発も40発も顧問が生徒を殴った」となると、もはや犯罪である。
おそらく、強豪校で、技術指導も的確で、毎年実績も出して顧問なので、副顧問(非正規の講師)らは指導方法に口出しできない状況だったのだろう。
この事件は「桜宮高校特有の希有な事例」としてはならない。
このような悲劇が起きないような教育委員会や学校の各活動を管理できる有効性あるシステム作りを、橋下大阪市長の手腕に期待したい。
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