知り合いがブログで紹介していた「アメリカンジョーク」が面白かったのでネットで調べてみた。

すると「世界一簡単な論理学」としてかなり有名な話なのですね。

ネットからのコピーですが、以下に紹介します。

(引用、ここから)

ジョーは酒場で論理学の教授と知り合った。
「論理学ってのはどういったもんですか?」

「やって見せましょうか。お宅には芝刈機があります?」

「ありますよ」

「ということは、広い庭があるわけですね?」

「その通り!うちには広い庭があります」

「ということは、一戸建てですね?」

「その通り!一戸建てです」

「ということは、ご家族がいますね?」

「その通り!妻と2人の子供がいます」

「ということは、あなたはホモではないですね?」

「その通り!ホモじゃありません」

「つまりこれが論理学ですよ」

「なるほど!」

深く感心したジョーは、翌日友人のスティーブに言った。

「論理学を教えてやろう。君の家には芝刈機があるか?」

「いや。ないよ」

「ということは、君はホモだな!!」

(引用ここまで)

もうお気づきと思いますが、この話は、

『ジョーは自分では論理学を理解したつもりだったが実は理解していなかった』

ことを分かりやすく、例え話しとして表現した事例でしょう。

ポイントは、

「プロセスをすっ飛ばして結論をいきなり出してしまった」

という間違いです。

例えば、「ジムに通って10キロダイエットに成功した」という話で考えてみます。

この場合、

◇ダイエットするためにジムに会員登録した

◇トレーナーと相談してトレーニングメニューを決めた

◇トレーニングメニューは厳しかったが痩せるために頑張ってメニューをこなした

◇ダイエットを成功させるために間食を止め、大好きなお酒も断った

◇頑張った甲斐があって半年後には10キロのダイエットに成功した

というプロセスを踏みます。

しかし、ちゃんとダイエットしたプロセスを理解していないと、

◆ダイエットするためにジムに会員登録した

◆半年後に10キロダイエットできた

◆だから、ジムに登録すればダイエットできる

と考えてしまうのです。

「ジムに登録したから痩せた」のではなく「ジムに登録することで適切な指導を受け、本人が本気で痩せたいと望んだから、好きな習慣も休止する努力をして、成果が出た」のですが、このような場合は、きっと「論理的にプロセスを分解できない」からきっと「痩せない」でしょう。

確実に成功する人しない人の差は「成功するためのプロセスは何か」、「失敗してしまう原因は何か」をきちんと分析して理解できるかできないかの違いでしょう。

もし、そういうプロセスを踏まないで成功したとすれば「単なるラッキー」であり、ビジネスであれば「継続しつづけること」は無理でしょうし、他の事業を展開しようとすれば、失敗する可能性の方が高いでしょう。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ308号より)


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