2012年12月20日付のYAHOO!ニュース(ブルームバーグ)で「スターバックスがコーヒーの量を減らしていた」という記事を掲載していた。
記事によると、
◇日本国内で販売しているドリップコーヒーの量を12月から減らしていた
◇スターバックスによると「容器いっぱいに注ぐとこぼれやすい」、「ミルクを入れるスペースがない」といった指摘に応えたものだと説明
◇この対応に対して、一部の客からは不満の声が出ている
◇スターバックスによれば、12月5日から従業員向けのガイドラインを改定した
(スターバックスコーヒージャパンの足立紀生広報担当の談話)
◇具体的には、ショートサイズのコーヒー(300円)の場合、これまで容器の最上位から6ミリの高さまで注いでいたのを15ミリにまで減らすよう通達した
◇このガイドラインの改訂ついては、特に発表しておらず、顧客への告知も計画していない
◇この12月からのコーヒーの量の改定は日本のみで決して「経費削減」のためではない
◇記者が実際に丸の内の店舗で計測すると、容器最上位から20ミリのところまでで、これまでの重量感はなくなっていた
(12月18日午前10時に購入したコーヒーで計測)
なのだと言う。
個人的には、「日本国内の店舗に一斉に通達されたガイドラインであるならば、ウェブサイトなどで一般ユーザー向けにも公表するべきでは?」と思う。
ミスタードーナツのように「おかわり自由」であれば、「お客さまの声に基づく社内基準の改定」で公表しなくてもいいと思う。
スターバックスコーヒーの場合は、値も張る商品だし、「がっつりコーヒーを飲むぞ!」と思ってトールサイズを注文した場合、この記事を書いた記者が計測した時のように「容器最上位から20ミリのところまで」しか注がれていなかったら、がっかりしてしまう。
ちなみに、今回のガイドラインの改定に至った
◇容器いっぱいに注ぐとこぼれやすい
◇ミルクを入れるスペースがない
という声は、
◆どのような調査方法で得られた情報なのか
◆全利用者の何%程度の感想なのか
◆どういったプロセスを経てガイドラインの変更に至った
のだろうと思う。
マネジメントの世界の考えでいえば「製品やサービスに満足している人の多くは声を上げない」のが常識だ。
そもそも「ミルクを入れるスペースがない」というが「容器最上位から6mmのスペース」があれば、「コーヒーフレッシュを2カップ入れても余裕はかなりある」のだ。
仮に、「こぼれ易い」「ミルクスペースがない」という人がいるのであれば、「量少なめを希望の方は注文時におっしゃってください」という表示を店内にすればよいと思う。
現在、スターバックスコーヒーは国内に965店舗があるという。
ガイドラインを改定し、各店舗スタッフに周知させるだけでも、相当の労力が必要であろう。
(実際、「15mm」は完全実施されていないし)
だからこそ、ガイドラインをどういった判断基準で変更したのか、ガイドラインの変更はミスジャッジではなかったのか、興味が湧くのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ312号より)
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