ネットのニュース情報だが、東京ディズニーランドでバルーンの販売を休止するという。

20121121日より販売休止)

TDLのバルーンと言えば、ミッキーマウスやミニーちゃんの形をしたもので、

小さい子供がいれば、かなりの確率で購入する人気商品である。

休止の理由は「バルーンに入れるヘリウムガスの供給不足」が原因なのだそうだ。

ヘリウムガスは、医療やハイテク産業で欠かせない希少なガスであることはよく知られていますが、製造業の成長が目覚ましいアジア地域で需要が急増し、品薄となっている。

ちなみに、ヘリウムは天然ガス田からしか採取されないので、供給不足となり、ヘリウムガスの価格は現在、高騰し続けているそうです。(年上昇率6.9%

そのため、ヘリウムの供給元では、「医療分野」と「ハイテク産業」に優先的に振り分け、「レジャー目的」の産業にはなかなか提供されないのだと言う。

もちろん市場原理だから、レジャー向けの産業が医療やハイテク産業より高い購入価格を提示すればヘリウムガスは入手できるのだろうけれど、あくまでも「レジャー用は嗜好品」だから、それはできないだろう。

仮に、レジャー産業が高い購入価格を提示していても「供給元が売らない」というのであれば、供給元は「社会的な影響度を考慮した販売先の選定」をしていると言える訳で、まさに「環境(天然資源の枯渇)に配慮した環境経営を実践している企業」と言えるのだろう。



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